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からっ風野郎 |
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からっ風野郎徳間ジャパンコミュニケーションズ 価格(new/used): -- 円 / 2,980 円 より 発売日: (2001-07-25) アマゾン売上ランキング: 71284 位 DVD / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件 増村作品の王道主演が三島由紀夫で、ヤクザものということで、相当のハードボイルド映画なのかと思って、手に取りましたが、そこは増村保造監督で、全編洒落っ気のある軽妙さを感じさせる作品で、ただのハードボイルドにはなっていません。カッコいいやくざではなく、カッコ悪いやくざを、ここでは描いていて、やくざ映画というよりは、素敵な恋愛ものとして見る事もできると思います。そして恋人役の若尾文子、いつもながらすばらしいですね。とにかく自立心が高いのに、直感のみで信じた道を突き進む危うさを伴う女の役を見事に演じています。この女の強さというのは、増村作品から頻繁に感じることでもあります。そういった意味で、増村作品の王道とも言える映画だと言えるでしょう。 強烈な存在感これ、はじめはとんでもない駄作かと思ったのですが、なかなかどうして、娯楽としても結構楽しめる作品に仕上がっています。 ただ、やはりこの映画の最大の魅力は、文豪・三島由紀夫が主演を張っているという点に尽きるでしょう。決して演技が上手いわけではなく、どちらかと言えば「大根ぶり」を発揮しているのですが、そのブキッチョさが、「本当は根性なしの強がりヤクザ」という役どころに妙にマッチしてしまっています。志村喬や若尾文子などの、そうそうたるベテラン陣に囲まれながらも、存在感という点では決して負けていません。 この映画の中で、三島は何よりも生き生きと「映画俳優」を「楽しんでいる」ということがバシバシ伝わってきます。本当に微笑ましいです。女性なら母性本能をくすぐられてしまうかもしれませんね(笑)。日本純文学作家の中でも、「実に」が2つつくほど特異なキャラの持ち主だったのだなあと改めて実感させられてしまいます。 こんなノーベル賞候補二度とでてこねえだろう(笑)みしまはとっても悪ぢえの働くヤクザです。役の中ではじぶんはアホだから、とか言ってますが相当かしこいです。この時代の文化祭的なちゃちな街並み、風俗がかわいいです。トルコ風呂もたのし(笑)たしかにクライマックスはみどころでしょうが、笑う人もいるとおもいます。とにかくエスカレーターでやってはいけませんと注意されていることをさんざんやりまくって最後「どーん!!」ってオチですから。他のみどころは女をなぐりまくるみしまのかおでしょうか。ひきつった笑顔というか・・物足りずもっとひどいことをやりたそうです(笑)役者としてかなり面白い方だと思います。こんなノーベル賞候補もう二度とでてこねえだろうな(笑) 三島ファン以外も必見!ラストのエスカレーター・シーン内容に関係してくるので、詳細には教えられないが、とにかくラストシーンの映像の面白さ!エスカレーターによる、こんな見せ方があったのかと痛感させられた。また、数多あるヤクザ映画の中で、これほどまでに人間味のあるヤクザは、そう多くはないだろう。また、なんといっても、三島由紀夫氏の演技と歌声(主題歌『からっ風野郎』)に触れられるというだけでも一見の価値はある。監督は『卍』、『盲獣』などを手がけた増村保造。三島氏演じる朝比奈の恋人役には若尾文子。 |