ダンサー・イン・ザ・ダーク

松竹ホームビデオ2001-06-21 - 松竹ホームビデオ 価格 ¥ 2,680
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ダンサー・イン・ザ・ダーク

松竹ホームビデオ

価格(new/used): 2,680 円 / 1,290 円 より
発売日: (2001-06-21) アマゾン売上ランキング: 11452 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 155件

絶妙なバランスで成り立っている映画
多くの人がコメントしてるとおり、賛否、好き嫌いが分かれる作品だと思います。

私自身、ダークでリアルな映画や音楽が好きなのですが、それでも見ているのが辛くなりました。
しかし、この映画の素晴らしいところは(ビョークの演技と歌は言うまでもなく)主人公も見てる側も、もう絶望で立ち上がれない!見てられない!というギリギリの所まで来たときに、”フワッ”とビョークのミュージカルが入ってくるところです。
誰でも現実があまりにも辛すぎて、とにかくマイナス方向になってしまいがちなことはあると思います。しかし彼女はそんなときに頭の中で妄想ミュージカルを描き出し、その中で一般の人達は忘れてしまっている{本当に大切なもの(安っぽい言葉でスミマセン(^^ゞ)}を、そのつど確認していく・・・。

ビョーク好きな人は勿論、ビョークを知らない人も見てほしい映画です。
ぜひおもいっきり感情移入しまくって見てください!!
ある一人の母親の愛の形
当初はビョークのPV程度に思って見ていましたが
終わり方がショッキング過ぎて心に引っかかってて
改めてみてみました。

セルマがどうして障害が遺伝すると知りながら
子供を産んだのか?という問いに対し、
自分の子供を抱きたかったから、と答えます。

つまり自己満足、母親になる自己実現のための
手段として子供を産んでしまったことに彼女なりに、
自分のエゴに罪悪感を持っていたのでは、と思いました。

だから子供に障害を享受させてまで自分の生にしがみつく
ことに彼女は抵抗を感じ、彼女なりの母親としての責任感で
死刑を選んだのでは、と思いました。
思えば冒頭からの彼女の生き様は子供への罪滅ぼしのだったの
かも、と思ってみたり。

願わくはいずれ息子にその気持ちが理解してもらえれば、と思いました。
二流ストーリーに一流ミュージカル。
音楽好き&ビョーク好きなのでミュージカルシーンは非常に楽しめました。サントラも買って3年以上ヘヴィローテーションに入ってます(笑)


で、映画なんですが、二流ストーリーをミュージカルシーンや映像の魅力で無理に一流にしようとした映画のように思います。
映画ファンより音楽ファンにお薦めします。


賛否両論ありますが、正直心配なのは映画の評価よりも、この映画のせいでビョークやミュージカルに拒否反応を抱く人が出てしまうことです…。
闇の中で
映画というのは、何かしら『伝えたい事』があって成立するものだと私は思う。

例えばこの映画、あらすじだけを見てみると、
子供を愛する母の愛とか、
障害を乗り越えて生きる女の強さとか、
歌う幸せ、踊る喜び、
そういったものが根底に流れているのだと、そう思わせる。少なくとも私はそう思った。

けれど、
そういった『あらすじ』がひとたび映像化されると、
何がなんだかわけの分からないものに早代わりしてしまう作品がたまーに存在する。
私にとってはこの映画がそれ。


単に『芸術的な映画』と言ってしまえばそれまでだが、
そんな一言では片付けられないような静かな力を感じる。
小説や舞台ではありえない、映画だからこそ生み出す事のできる力。
色とか空気のようなものにも似ていると思う。

この映画の魅力はそこにあると思う。


否応なしに五つ星をつけてしまう人は私以外にも大勢いらっしゃるのではないだろうか。
いやいやいや…
ビョークの歌と映像は○。ただやはりストーリーがどうしても…。別に明るい結末や救いなんて無くていい。でも、理不尽さや辛さを表現するのに、あまりに安易なストーリーだと思います。リアルとは違う、一種の“都合の良さ”を感じました。