インテルビスタ

東芝デジタルフロンティア2001-06-22 - 東芝デジタルフロン... 価格 ¥ 9,800
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インテルビスタ

東芝デジタルフロンティア

価格(new/used): 9,800 円 / 6,380 円 より
発売日: (2001-06-22) アマゾン売上ランキング: 44340 位
DVD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

年老いたフェリーニ監督の回顧作品
イタリアの映画の都、チネチッタ創立50周年を記念して作られた作品だそうです。カフカの「アメリカ」を製作中のフェデリコ・フェリーニ監督の元へ日本のテレビチーム(あまり品の無い奴らです!)がインタビュー(イタリア語で「インテルビスタ」)に訪れ、自分の駆け出し時代を語っているうちに、空想や夢の世界と現実を行き来するというフェリーニらしい映画です。実際、年老いたマルチェロ・マストロヤンニが「甘い生活」で共演した長身のスウェーデン人の美女アニタ・エクバーグの屋敷を訪ねるシーンが有りましたが、出てきた彼女はイタリア人のように太ったお婆さんで、時のたつことの残酷さを見せ付けられました。
「巨匠」って呼んじゃうと見落とされませんか
映画を見初めの頃の小生は、
黒澤だベルイマンだヴィスコンティだといわゆる巨匠様たちの作品をかしこまって御拝聴している権威主義的なやなガキでございました。
とにかく古今の名作と呼ばれる映画を取りあえずは見ておかねばという
賢しらな気持ちでフェリーニにも接しており、「81/2」なんぞも分かったような分からないような状態で色々言っておった訳ですが、
そんな中でフェリーニの新作だからということで、
さらにえらい名作だと淀川センセが言ってらっしゃるということもあり、気合充分で体調を整えて見に行った訳であります。

んで、映画館ではえらい肩透かしを食わされてしまいました。
画面から溢れ返るごちゃ混ぜのあれこれ、
画面の中心で主役が演技している後ろで妙なことをしている脇役いっぱい、
意味もへったくれも無く新米記者とマストロヤンニが語るオナニー話。
書き割りを塗りながらとぼけた会話をしている大道具係、
あっちこっち小技が効いているというかなんというか、結論としては
「イタリア人は体力あるなあ〜」とえへらえへら笑いながら見てしまった訳です。

フェリーニの作品をちょっと幅を広げてみれば、
この重層的な作品のような世界は至極当たり前だったのでしょうが、貧血気味に世の名作なるものを追いかけていた身には革命的な体験でした。
「映画ってオモロイな〜」と目を開かされたという意味で、この映画は私にとって特別な作品です。
フェリーニにしたって「巨匠」とか呼んで崇め奉っちゃかえって手が出なくなるような気がします。
このおいちゃん、ホントに映画が好きで、自分も思い切り楽しんで、観客に素敵な夢を見せてくれるサーカスの団長さんみたいな存在じゃないかしら。
巨匠:フェデリコ・フェリーニ
  「道」(’54)、「甘い生活」(’60)、「81/2」(’63)など印象深く幻想的な名作を作ってきたフェデリコ・フェリーニ監督の作品のひとつである。この作品では、フェデリコ・フェリーニについていろいろな事が分かって楽しい作品の1つだった。

  また、マルチェッロ・マストロヤンニとアニタ・エクバーグが「甘い生活」以来27年ぶりに再会した場面は何とも感動的でもあり懐かしい感じがした。



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