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パイオニアLDC2001-07-10 - パイオニアLDC 価格 ¥ 4,501
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パイオニアLDC

価格(new/used): 4,501 円 / -- 円 より
発売日: (2001-07-10) アマゾン売上ランキング: 85703 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件

斬新なカメラワーク
 
こんなにカメラがよく動く映画は久しぶりに観た。

前半、芸者になったばかりの銀子が客とじゃんけん
遊びをするシーケンスで、人物に寄っていくカメラ
がゆっくりねじを回すようにねじれていく動きや、
人物の上からカメラがかぶさって乗り越えるような
動き。

ねじれる動きはスムーズなので機械的な機構だろう
が、人物を見下ろしながら乗り越えるカットは手持
ちらしくカメラが揺れる。今ならステディカムでで
も使うところなのだろうが、そんなものがない時代
にこういうカメラの動きを要求した先進性には驚く。

もう一つ印象的だったのは、芸者の弾く三味線のアッ
プだ。よくロックバンドのギタリストの華麗なフィ
ンガリングをクローズアップにするため、ギターの
ネックの先にCCDカメラを固定して、遠近法の奥
行きを効かせてフレットを撮っている絵があるだろ
う。新藤監督はあれを三味線でやっているのだ。

もちろんあの時代に小型カメラなどないので、三味
線の棹の先にカメラを固定する代わりに、おそらく
カメラに三味線の棹の先を固定して、そのまま演奏
させていると思われる。

本作は原作が自然主義小説だし、新藤監督はリアリ
ズムの作風だとも言われるが、宇野重吉演じる父親
が作業している様子を、広角レンズをつかって俯瞰
でとらえる奇妙に丸っこい絵なども、絵はかなり意
図的に作り込まれている点が印象に残った。