プッチーニ / 歌劇「ボエーム」全曲

パイオニアLDC2001-04-25 - パイオニアLDC 価格
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プッチーニ / 歌劇「ボエーム」全曲

パイオニアLDC

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発売日: (2001-04-25) アマゾン売上ランキング: 70978 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 9件

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私も駄目でした。テレサ・ストラータスは声は素敵ですが、視覚的にこの役はかなり無理があると思います。病弱なヒロインといったらはかなげな美女を想像するけれど、ストラータスの場合は棺おけに片足を突っ込んでいる老婆といった感じです。役柄的に死相が浮いていると言えばその通りかもしれませんが、少し位は愛らしさがないと、感情移入ができません。レナータ・スコットも登場の瞬間に思わず顔を背けてしまう程の下品さです。金属的な声も好きになれません。映像として観るならば、健康的すぎと言われても、ミレッラ・フレーニの方がずっと良いと思います。
ロドルフォ=カレーラス最高!!
私がホセ・カレーラスの大ファンになったきっかけのオペラである。カレーラスは貧しいボヘミアンらしく無精ひげを生やしているが、これが実にピッタリと様になっている。カレーラスらしくない別の若者のような感じがしてむしろこっちの方が好きなくらい私は気に入っている。
「わたしの名はミミ」を歌うところで、カメラの端に映るロドルフォ(カレーラス)の抑えた演技が実に見事に彼の心を伝えている。
ミミ役のストラータスはさすがに年齢が隠せない(客席で見ていれば良いのだろうがカメラのアップが・・・)惜しいところであるが、私にとってはボエームといったらこれしかないくらい気に入っている。
巧みな演出がすばらしい
ミミ役のストラータス44歳、ムゼッタ役のスコット49歳と物語の設定年齢よりかなり高齢ですが(ロドルフォ役のカレーラスは35歳でまずまず)とてもすばらしかったです。映像で年齢はごまかせませんが、ストラータスは可憐でしぐさも愛らしく、メーク、痩せ具合といい死期の近い様子がよくでています。ムゼッタも快活で美しく年齢を感じさせず、歌と演技はやはり天下一品。第2幕では主役そのもの。どちらも巧みな演出が功を奏していて説得力あるボエームです。

カレーラスは演技が得意ではないようで、主役の割には影が薄い気もするのですが脇役の3人に助けられ、純朴でやさしいロドルフォとして彼の個性がうまく引き出されていると思います。やっと満足いくボエームに出会って繰り返し見ています。

カレーラスの静かな歌唱に注目
『カルメン』や『椿姫』とならんで、絶好の初心者向きオペラとして必ずといってよいほど紹介されるこの作品。それだけに、特に初心者の方々にとっては、最初に観た(聴いた)演奏のイメージが後々まで残ってしまう危険が大であるともいえましょう。その点では、このディスクの演奏・演出は、完璧に理想的とは言えないまでも、まず安心して他人に薦められるものと言ってよいでしょう。この盤で私が最も気に入っている点は、幕切れの場面でのカレーラスの歌唱です。息絶えたミミを前に、「ミミ~」と泣き崩れる主人公。この場面で、大抵の歌手はここぞとばかり美声を披露して絶叫してしまうのですが、カレーラスは決して大声を張り上げることなく、静かにせつなく消え入るような声で歌います。イタリアオペラの常道からいえば、破格といってもよいかもしれないこの静かな幕切れの歌唱を、敢えておこなったカレーラスに対して、心から賞賛の念を禁じ得ません。
青春悲話のはずが。。。
すみません、私にはダメでした。
もちろんカレーラスをはじめとする出演者の歌唱やゼフィレッリの演出には文句ないのですが、主演者の年齢が(物語の設定よりも)高すぎることがあってか、ただひたすら悲しい中年男女の話になっています。

私はヨーロッパで何度かボエームをみたことがありますが、この作品の肝となるのは、悲劇の中に時折きらめく青春の輝きだと思います。 もちろん最後は悲しいのですが、若さを武器に貧しい中にもわずかな喜びをみつけては、仲間と分かち合いながら日々楽しくすごしていく中で、ミミとの出会いや別れを経験するのです。 残念ながら、私はこの作品にはその若さやユーモアの部分を全く感じることが出来ませんでした。