日本沈没 M-2.0

アミューズ・ビデオ2001-04-27 - アミューズ・ビデオ 価格 ¥ 2,260
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日本沈没 M-2.0

アミューズ・ビデオ

価格(new/used): 2,260 円 / 1,800 円 より
発売日: (2001-04-27) アマゾン売上ランキング: 84388 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

ドラマの要となる「いま、島が沈む」
M-1.0は俊夫が田所博士と玲子と出逢い、『日本沈没』の初期設定がされた巻ですが、このM-2.0は一気にドラマが全開となります。玲子に歪んだ思慕をよせる、卑劣な吉村部長(仲谷昇)の役どころなんかこたえられないほど良いです。土地転がしで儲けようとする情けなさ満載の俊夫の兄と、兄に金を貸さないことをなじる俊夫の両親、という今では完全に失われた家族ドラマ的展開にもかえって懐かしさを感じます。

そして圧巻は第5話の「いま、島が沈む」です。これは『日本沈没』の全ストーリーの中でも白眉に位置する回です。そして全体の要となっている回だと思います。島の教師に秘密を漏らした事によって露わになる人間の醜さ、そしてその前で呆然自失となる俊夫。これ以降の回で「玲子位には日本沈没の事をうち明けてやれば良いのに。」とやきもきする事があるのですが、俊夫が一切話さないのはこの時の経験によるものだと、再見して気付きました。そして、衝撃的な「死」と、人間の無力さに打ちひしがれ、悲しみとやるせなさに満ちたまま回が閉じるという、『日本沈没』の黄金パターンが確立するのがこのストーリーなのです。この回1つだけをとってみても、十分に一個のドラマとして成立するクオリティがあります。

それにしても母親が出稼ぎに行ったり、高速道路が出来るから地価が上がるなど、当時の世相がかえって新鮮です。特に新宿駅前の光景が、今でも名残はあるものの、ゴミゴミしていなくて全然違っていて感動しました。