愛の若草物語(1)

バンダイビジュアル2001-03-25 - バンダイビジュアル 価格 ¥ 2,990
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愛の若草物語(1)

バンダイビジュアル

価格(new/used): 2,990 円 / 2,279 円 より
発売日: (2001-03-25) アマゾン売上ランキング: 37195 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 6件

良いですね
オルコットの解釈と若干違う部分も多々ありますが、アレンジと捉えて許せる範囲だと思います。

4姉妹の中でもジョセフィンは特に白眉ですね。

実は自分は男なんですが、当時はこの女性達の強さに憧れました(笑)

素敵な作品です。
貧しくても一生懸命生きてます。
メグ、ジョオ、ベス、エイミーの四姉妹が過ごした時代は南北戦争時のアメリカ。この時代は黒人が相当虐げられていた時代。家は戦争により焼かれてしまい貧しい生活を強いられことに…。
けど、この四姉妹は決してヤワではなく力を合わせて懸命に生きてる。この四姉妹はスピリットは相当なものだ、と僕は思った。
原作とは違うが…
原作では猩紅熱で死ぬベスが助かる点、私はいいと思います。「小公女セーラ」のように原作以上に過激にしお涙頂戴をやるよりはお茶の間にふさわしいやり方かもしれません。あと原作ではハイティーンのジョーを語り手としたものが多いですがこちらはローティーンのエイミーを語り手にしていて丁度アニメを観る小学校高学年が共感できるようになってます。
家族を正面から扱った名作劇場
明るいジョオとエイミーの方が確かに描写が多いです。ジョオ役の大御所山田栄子さん、
エイミー役のバタ子さんでおなじみ佐久間レイさんの声も際立って生きています。特に、佐久間レイさんの
エイミーは時にアンパンマンに顔を投げそうな錯覚に襲われるものの非常に素晴らしいです。
ただメグやべスも十分に活躍していて、エピソードもふんだんにあり、やはり主人公はこの4姉妹なのだと感じます。
また、お母さんやハンナ、ローリー、アンソニー、ローレンスさんなど、他の人の描写も細かく、特にマーサ叔母さんとデイビットのアクセントは好きです。

4姉妹の中でも特にべスはお隣のローレンスさんとの交流、猩紅熱など、「家族」のつながりを感じさせる話を残しています。
また、ジョオとマーサ叔母さんが話している後ろで地味に九官鳥と遊んでいる様子が描写されているシーンが好きです。
子どもらしさ、年頃の子っぽさがちょっとした言葉やエピソードに上手く描かれています。
ジョオとエイミーのケンカなどは似たような経験があってうわっ、って感じです。

映像もきれいで、主題歌も前半後半ともにいいと思います。前半は新田恵利が歌っていて、お世辞にも上手いとは
言えず、資本主義戦略が見え見えですが、家族の交流を描くアニメーションがとてもよく、かえって声の未熟さが
若草物語の世界を示しているようで好きです。
後半は週ごと4姉妹が2人ずつ交代で歌を歌っていく斬新なもので、「らしい」と思います。

アンソニーの存在、南北戦争との強いリンク、年齢設定など、原作との違いが私にはいいほうにはまりました。最初から最後まで
何度見てもおもしろい作品です。第三若草物語を描いた「ナンとジョー先生」とともに最も好きな名劇のひとつです。
特典のスタッフインタビュー(紙)も毎度の事ながら設定や事情がわかってなかなかおもしろいです。

ベスの扱いが弱いか…?
男の身でありながら、原作は結構好きだった、というか色々学ばせてもらった記憶がある。

で、この名劇ヴァージョンの若草はというと、イメージが原作(や映画)とはかなり違う。良しにつけ悪しきにつけ。

良い点から挙げると、原作ではイマイチイメージの悪かったジョオとエイミーが、とてもインパクトがある点。ともすれば少女マンガになってしまうところを、性格が男勝りなこの二人が、上手くバランスをとってると思う。

残念だったのは、メグとベスが、完全にこの二人に食われてしまってるところ。メグはもともと原作でも目立たないけど、原作では4姉妹のリーダー格としての存在感があった。ところが名劇版ではそのイスを母親のメアリーに奪われています。原作と比べて、母親が目立ち過ぎてる。

そしてベスですが…病弱・心優しい・内気という性格は原作と同じですが、原作ではそれプラス、ある種清楚な女神的な力強いインパクトがあった。不幸にも病で命を落とすこの三女には、原作者のオルコットも並々ならぬ愛情を注いでいたのだが(周知かも知れないがこの4姉妹は原作者の実体験をモデルにしてる:ジョオはオルコット自身がモデルで、ベスのモデルとなった彼女の妹もやはり、しょうこう熱で命を落としている)このアニメ版では所謂よくある薄幸の病弱な少女以上の造型はない(この辺は後発の“ロミオの青い空”のアンジェレッタの方が造型が上手い)。

メグとベス、ジョオとエイミー、この合わせ鏡のような存在がバランス良く引っ張り合えていれば、恐らく最強の活動写真版“若草”になっただろうに、と思えるのが残念ですが、これも解釈の一つであり、また名劇版にしかない爽やかな空気は、とても心地よいので、決して完成度が低い、と言ってるワケではないです。

ところで…続編の“ナンとジョー先生”には、ベスの死には触れているのでしょうか…?