牧場の少女カトリ(2)

バンダイビジュアル2001-03-25 - バンダイビジュアル 価格 ¥ 3,711
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牧場の少女カトリ(2)

バンダイビジュアル

価格(new/used): 3,711 円 / 1,880 円 より
発売日: (2001-03-25) アマゾン売上ランキング: 31095 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

何も起こらないのにおもしろい…
牧歌的といってこれほど牧歌的な作品はありません。このアニメでは大きな出来事などほとんど起こらず、
カトリが地道に、真面目に、正直な良心のもとに夢を抱き、周りの人の優しい助けのもとに成長していきます。
何も起こらないからつまらないはずなのに、どこがおもしろいのかもわかりませんがおもしろい。

なんだか一生懸命に働くカトリに見入ってしまいます。作品中でカトリが働く様はオープニング映像そのままです。

牛番として朝から夜まで働き、手伝いをして、さらにその後聖書や叙事詩などの本を読んで勉強します。
実際に大学の実習で牧場で牛などに触れ、牛30頭の番をする大変さを知りました。牛って結構凄まじいんですが…。

がんばって、がんばって、ただそんな描写に釘付けになってしまいます。

この巻ではライッコラ屋敷に雇われ、隣の屋敷で働くペッカと話をしたり、子供を亡くして変わってしまった奥様に
ほんの少しずつ愛情を呼び起こさせたりしていきます。
一人ひとりのキャラクターが丁寧に描かれていて、ペッカやアンネリさんなど、とってもいい味を出しています。

なんだか地味なんですがおもしろいです。人物描写が落ち着いていて、丁寧で、とても親しみを感じます。

ああ、ペッカみたいな友達いたなぁ、とか、アンネリさんみたいな人いそうだなぁ、とか。
そんな共感がもてるのがルーシー、アンネット、カトリと続く三作品だと思います。

第九話でカトリが具合が悪くなって見る変な夢、悲しい夢などの描写もなんだかリアリティがあります。
また、シベリウスの音楽が流れるフィンランドの情景もきれいです。

また、蛇足かもしれませんが、つくづく日本語の変化に気づかされます。もちろん今のような耳当たりの悪い

略語の氾濫や言葉の乱れなど全く無く、また、驚いたことに発音の仕方も違います。
「ライッコラ屋敷」と発音する時と「ライッコラ」と発音する時、今は高低を変えて発音をしますが、この作品中では
同じ発声をしています。昔ってこうだったのでしょうか?