アンプラグド・ライヴ!

キティMME2000-12-20 - キティMME 価格 ¥ 3,194
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アンプラグド・ライヴ!

キティMME

価格(new/used): 3,194 円 / 5,088 円 より
発売日: (2000-12-20) アマゾン売上ランキング: 8661 位
DVD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. プラトニック>DANCE
  2. 1991年からの警告
  3. 好きさ
  4. SE’K’KEN=GO
  5. 青空
  6. 冬シティ-1
  7. 時計
  8. 夢の都
  9. 花咲く丘
  10. ナンセンスだらけ
  11. ビッグ・スターの悲劇
  12. ジョンがくれたギター
  13. ウィー・アー・アライヴ
  14. 俺はどこか狂っているのかもしれない
  15. ブルース・インプロヴィゼーション
  16. エネルギー
  17. ワインレッドの心
  18. 真夜中すぎの恋
  19. 恋の予感
  20. 夏の終わりのハーモニー
  21. シーサイド・ゴー・ゴー
  22. ロンリー・ファー
  23. 黄昏はまだ遠く
  24. 朝の陽ざしに君がいて
  25. 夢のつづき
  26. 消えない夜
  27. 碧い瞳のエリス
  28. かあさんの歌
  29. あの頃へ
  30. ひとりぼっちのエール
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 9件

いい意味で裏切られたアンプラグド・ライブ
アンプラグド・ライブというと、曲がたんたんと演奏されていくものとばかり思ってみてみたら、びっくり。エネルギッシュで魂のこもった歌、即興も含めて進んでいく演奏。
アンプラグド・ライブですが、玉置さんは完全に”プラグイン”状態です。
これはとんでもない芸術作品です。
歌唱、演奏、アレンジ…何をとってもあまりの素晴らしさに唸ってしまう。だけどこれだけではこの作品の真の凄さの何パーセントも語っていません。技術的な素晴らしさを全て削ぎ落としても、そこには作り物ではないリアルなもの、本能的、即興的、瞬間的な熱と魂と感情があります。

メジャーデビューから10年を迎えた安全地帯は非常に高いレベルまで登りつめていたものの、時代の波や特に玉置浩二が抱えていたジレンマのためにバンド内には張り詰めた緊張感が生じていたと推察されます。そしてツアー最終日であるこのライブを最後に彼らは長い活動停止期間に入ります。私の勝手な想像ですが、このとき玉置浩二は、先に進むにしても一からやり直すにしても、とにかくそれまで築き上げてきたものを自らの手で徹底的に壊したかったのではないかと思うのです。そしてそれをこのライブで見事にみせてくれた…画家が本能のままに即興的に絵を描き上げ、一瞬にして壊していく、そういう一連の過程の美しさ…少なくとも私はそんな美しさを感じました。こんなことを考えていると、彼らにジレンマや緊張をもたらしたこの10年間は、この一瞬の芸術作品を作るためのお膳立てであったかのような錯覚すら覚えます。もちろんそんな訳はありませんが、この作品には、10年かかって生み出されたある特異な状況があったからこその、極めて重要な芸術的要素が含まれていると思います。

曲の合間では玉置浩二の理性的な面がみられますが、それがまた、歌っているときの爆発的な激しさのリアリティを高めます。彼はのちに「ステージの上で戦ってる感じだった」と語っていますが、ラストの「あの頃へ」から静かに降り始めて退場後も延々降り続く紙吹雪と、エンドロールのBGM「ひとりぼっちのエール」は、まさに美しく激しい戦いの後の情景にふさわしく、何かとても芸術性の高い映画を見たような気分になって胸が熱くなりました。
「渋スゴ!!」の安全地帯
 ところで作品ですが・・・あ、彼らこの後、活動停止しちゃうんですよね。この事は近所のCDショップのオッチャンから聞かされて「え゛!!」と驚いたものです。本当だったんですネェ。それからはや十数年・・・・月日が経つのは早いもので、彼に何があったのか、どういう心境の変化があったのか分かりませんが、何か拘りとか、捨てきれない何かが有るのでしょうか。松井五郎さんにでも相談すれば良いのに、したのかな?彼なら何か適当なアドバイスしてくれそうな気がするのですが・・・詩を読むと「この人深いとこ読んでんなぁ・・・」と感心しますもんね。
 あと、衣装は良いですよね(”オトナ”って感じ)。あとステージセットも良い(歌さえあればそれでイイ、って感じ)。五人だけっていうのがまた良い。彼らだから良いんでしょうね。他の人ならこうはいかない。安全地帯の技量だから持つんですよ。あの五人だけでも十二分に聴かせてくれる。全く不足が無いですもんね。五人で全然オッケーって感じ。
 ただ「ギターをぶっ壊すとこだけは止めてェ・・・」って感じ(だけど星五つ)あれはチョットいただけませんネェ・・・「物は大切にしましょう。」
生涯最高のライヴビデオ!
安全地帯が二度目の活動停止を控えていた頃のライヴです。一回目のような前向きな充電ではなく、限りなく「解散」に近い活動停止だったのでしょう。玉置さんも本編内で「最後」(ツアー最終日という意味合いにぼかして)と何度となく、言葉に出しておられます。
そういった背景もあった中、鬼気迫る怒りとやるせなさをぶつけるような演奏は、間違いなく私の中で「生涯最高のライヴビデオ」と位置づける内容になっています。
安全地帯ファンの方は、絶対に買いです!
5人だけのライブパフォーマンス
 このライブは5人だけで演奏しています。他のDVDでは5人の他にサックス、トランペットなどの管楽器、パーカッション、コーラスなどが加わって分厚い音作りが楽しめますが、このライブは全くテイストが異なります。このライブでの玉置浩二さんはオリジナル・レコードでの歌い方に合わせようともせず、自分自身の持てるものを全て出し切るような、圧倒的なボーカルで聞く者に迫って来ます。
 バラードは玉置浩二のもうひとつの大きな魅力ですが、やはりライブでのパフォーマンスも絶品です。私には上手く言葉にできませんが、是非聞いてください。
 こんなに歌や演奏からエネルギーを感じるのはなぜだろう?その理由を私は考える気にはなれません。ただただ、感じ取りたい、そう思います。最高。