Helpless

タキ・コーポレーション2000-04-28 - タキ・コーポレーシ... 価格 ¥ 4,336
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Helpless

タキ・コーポレーション

価格(new/used): 4,336 円 / 3,000 円 より
発売日: (2000-04-28) アマゾン売上ランキング: 20468 位
DVD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 9件

素晴らしい
やっぱり青山真治監督は素晴らしい 全く飽きないし画面に目が釘付けになります
浅野忠信の演技もなかなか良いですね 星は余裕で5です
でもね
 ヤクザがでてくる映画はあんまり好きじゃないんですよ、それでもこういう映画は素晴らしいですよ。こういう映画がもっと生まれてほしい。
 まず、カメラワークのこだわり。つまらないドラマみたいに役者のアップの連続だけでなく、引いた絵で見せてる。絵だけで感情を表せてる。あとは台詞の少なさと、物語の微妙なわからなさ。普通、映画ってストーリーがわかりにくいものであるに決まってるんですよ。だって、キャラにストーリーを説明させる台詞を(ちゃんとした監督なら)言わせないから。ストーリーがわかりにくくてあたりまえなんです、映画って。Helplessはその意味で、ずいぶん正しい映画だと思います。
 この物語に意味はないです。でも、喫茶店に入ってからの一連のシーンはやっぱりすごすぎますよ。鮮やかな光で静かで残酷な退廃。すばらしい。
浅野忠信はこういう映画によく合う。
わたしはこういう映画は好きですね。
いかにも大衆受けしなさそうな、限られた人のみに向けて作られている暗いシュールな映画。

浅野忠信はこういう映画でこそ真価を発揮するのだと思います。
何なんでしょう、彼の自然すぎる演技は。淡々としていていかにも日常っぽくて、でもどこか危険な香りも漂っていて。彼は本当に貴重な存在ですね。メジャー系俳優とは、確実に違うちょっとヤバいオーラを放っています。

この映画はなかなか面白かったですね。心が壊れたヤバい人たちがたくさん出ていたのが良かったと思います。

劇中、浅野忠信がおじさんおばさんをフライパンでぶん殴るシーンが強烈に印象に残っています。あのシーンは子どもが見たらトラウマになってしまいそうですね。
高校生の建次、出所したヤクザの安男
高校生の建次、出所したヤクザの安男どちらも暴力をつかうけどどちらもやりきれない
強引に分類すると説得力のある暴力で安男は自分のしたいことを邪魔する人間に対してなんでそんなことするの?って感じで銃殺するし、建次も自分の守りたいものを侵害してくるものに対してなんでそんなことするの?って感じで蹴りまくる
つじつまをあわせるためでも暴力はいかなる場合も肯定されないことを知らないような二人の人間
湾曲した大和魂みたいなんを奇妙にかもしだしてます
建次はNIRVANAのNEVER MINDのジャケットのバンドT着てます
バックプリントが曲名のやつね
自分の都合
主人公はあまりにも変わった、いわゆるキレやすい人物に映るかもしれないけれど、
彼は、ただ、あたりまえのことにあたりまえに怒りを憶えただけかもしれない。
そして、片腕の男の妹。彼女は、また主人公とは違う所で、とてもニュートラルな存在だ。

あたりまえのことに怒りを憶える青年と、ニュートラルな視点の女の子・・・
彼らから見た世界は、まさしくHELPLESSなのかもしれない。

主人公が、『自分の都合で!!』と怒るシーンがある。
しかしこの物語に出てくる人物はみんな自分の都合で動いているのだ。
そして、少なからず、映画を観ている我々も『自分の都合』で生きているのかもしれない。



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