少女革命ウテナ L’Apocalypse...

キングレコード1999-06-01 - キングレコード 価格 ¥ 5,741
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少女革命ウテナ L’Apocalypse:6

キングレコード

価格(new/used): 5,741 円 / 4,980 円 より
発売日: (1999-06-01) アマゾン売上ランキング: 43768 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

交錯する想い。
第29話「空より淡き瑠璃色の」
で瑠果の言った台詞が印象的だ。
「彼女は愚か者だ。
自分に降ってきた奇蹟が誰かの犠牲の上に成り立っていることに気がつかないのだからな!
だが…そんな奴こそ奇跡を手にする…
理不尽だと思わないかっ!
樹璃!!」

ウテナと言うアニメはしっかりと文章にしたためたなら実は純文学になり得るんじゃないだろうか…と真面目に思ってしまう。
そしてそんなことを常々考えている自分は既にウテナの毒気にかなりやられているのだろう。
それもまた善し。

放送終了からはや10年が経つがウテナの独特な世界観は衰えを知らず、いやむしろ歳月が経てば経つほど精彩を放ち、他のアニメの追随を許さない。
出会えて良かったと心から思うアニメである。
橋本カツヨの29話もいいね。
才能がぶつかりあってそのシリーズを支えた少女革命ウテナ。その中でも29話は特にお気に入りですね。フリースタイルの記事で、橋本カツヨ氏が29話の絵コンテと脚本の双方を担当していると書いてあったのは驚きでした。他の同氏(及び同氏の友人)の作品(どれみどっかーん40話・49話、ナージャ26話等)と共に、私は大変気に入っています。もちろん、シリーズ全作品いいと思いますけど。
禁断の世界へ果敢に挑んだ名作揃いです。
大人は汚れている、世間が周りが汚れていたら、自分も汚れるしかないじゃない、自分も汚れて欲しいものを手に入れるしかないのよ(幹の妹の言葉より)、彼女は愚か者だ、自分に降って起こる奇跡が誰かの犠牲の元に起こるものだと知りもしない、だが、そうした者こそ、奇跡を手にする、理不尽だと思わないか、守るべき親友の兄、しかも婚約者がいる男を愛する事は許される事なのか、、、皆が奇跡を求めている若者達といえるのではないでしょうか、人間描写が素晴らしい名作揃いですね。
奇跡を信じて・・・想いは届くと・・。
第26話「幹の巣箱(光さす庭・アレンジ)」や第27話の「七実の卵」、第30話「裸足の少女」も素晴らしいのですが、何といっても樹璃さんがメインの、第29話「空より淡き瑠璃色の」が最高に素敵な、すばらしい作品だと思いました。もちろんこの第29話に重みを増すためにも、前編の第28話「闇に囁く」も必須ですけどね。

樹璃さんは、自分が一番望んだ「奇跡」を手に入れた、ただ一人のサブキャラクターだと思います。
もちろんその「奇跡」は誰かの犠牲の上で成り立ったものだけど、でも私は、心が熱くなったのを覚えています。

どのような「奇跡」なのかは、実際に見て感じて、知ってください。

後、「ウテナ」は演出が凝っているので、小道具にも注意して見て下さい。