週刊 ダイヤモンド 2008年 8/30...

- ダイヤモンド社 価格 ¥ 650
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週刊 ダイヤモンド 2008年 8/30号 [雑誌]


ダイヤモンド社

価格(new/used): 650 円 / -- 円 より
発売日: (2008-08-25) アマゾン売上ランキング: -- 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件

格差問題を網羅
 なかなかよくできているという印象。 
 格差に関する議論は出尽くしているようにも思うが、幾つか気になった点(内容バラバラだが)を挙げてみる。
 ・生活保護家庭の4分の1が世襲(大阪府堺市)
 ・下流から一歩進んで「下層」が形成されつつある。下流は生活の意欲がない人と言えるが、下層は人並みの生活ができずそこから抜け出せない人だ。
 ・日本のシングルマザーの就業率は83%と世界一高いが、平均世帯収入は一般世帯の37.8%(213万円)。
 ・未婚男性の多くはコミュニケーションが苦手。たとえ高学歴・高収入であってもコミュニケーション力のない男性はモテない。一方、未婚女性は理想が高くシンデレラ願望がある。
 ・女性の進学率・就業率が高まり、女性間の格差は広がった。
  その結果、夫婦の合計所得を見た場合、高学歴同士の夫婦と低学歴同士の夫婦との格差は顕著になった。
 ・リッチ層は(貧乏層と比較して)、「自分は必ず成功する」という自信を強く持っており、「仕事とは、人生そのもの」と考えている。
  逆に貧乏層は、仕事と人生は別物のようだ。
  パチンコ体験で見ると、過去1年間で体験した割合が、6.0%(リッチ層):24.2%(貧乏父さん)、お笑い・バラエティ番組が好きな割合は、15.2%(リッチ層):53.5%(貧乏父さん)と大きな差が生じている。
 ・弁護士、歯科医師など花形業種がいまやワーキングプアに転落した。
 ・今の日本は格差社会だというが、「自分がやりたくない仕事はやらない」と言って、その結果貧しいだけのことを、格差という言葉でごまかしているように見える(兼本謙任(オウケイウェイブ社長))
 ・自民党の世襲議員の割合は51.6%(大阪市議会は1/4)。
  英国では、親と同一選挙区からの立候補、同一政治家の同一選挙区での連続立候補に制限がある。
  
 格差問題以外に、大阪(橋下知事の奮闘を含む)に関する記事も充実。
 引っかかったところは、
 ・同和関連支出(大阪府人権協会、大阪府総合福祉協会への補助金)削減は手つかず
 ・大阪市の生活保護者比率は突出(1000人当たり41.8人。東京都区は17.1人)
 ・大阪市の町会(地域振興会)に巨額の金(年間15億円)が落ちている
 ・伊丹空港を廃止しても客は新幹線に流れるだけで、関空(負債1兆1000億円)救済にはならない。
  今年度下期にJALが9路線、ANAが5路線関空便を減便・廃止(死に体ってこと?)。