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prints (プリンツ) 21 2008年春号 特集・山口晃 [雑誌]


プリンツ21

価格(new/used): 1,500 円 / -- 円 より
発売日: (2007-12-26) アマゾン売上ランキング: -- 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

すずしろ日記を単行本にしてください
  画家としての地位を確立しつつある山口晃であるが、漫画家としての素質も一級品であると思う。本書89ページの「プリンツ21版すずしろ日記」は秀逸である。ぬるま湯人生を送ってきたことをコミカルに描いている。奥さんの「あんたに足りないのはね、地を這う様な苦労だよ」という指摘もおもしろい。「UP」で連載されているものと合わせて、単行本にしてほしい。西原理恵子の「毎日かあさん」のようなベストセラーに、はならないかもしれないが、コアなファンはきっと買うであろう。
  また本職の絵でも遊び心が発揮されている。たとえば「邸内見立 洛中洛外図」では仁和寺を「みんな『ぢ』」と描いたり、本能寺を「本の牛」と描いたり。人間がおもしろいから作品がおもしろくなるのか。はたまた作品と人間性は切り離して考えるべきなのか。
  どちらにしても、しばらく山口晃からは目が離せない。