![]() |
そこが知りたい!感染症一刀両断! |
| - 三輪書店 価格 ¥ 2,940 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
そこが知りたい!感染症一刀両断!三輪書店 価格(new/used): 2,940 円 / 2,500 円 より 発売日: (2006-02) アマゾン売上ランキング: 13458 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 7件 研修医がまず読む本感染症の有名な先生の講義を聞く前にぜひ読んでみてください。 頭のいい人の講義を100回聞いても自分自身にある程度の知識がないとまったく意味を成しません。 当院の初期研修医にはまずこの本を読むようにすすめています コンパクトにまとまっています。コンパクトに要点がまとめられています。次のようなことがわかります。 1 メロペン(meropenem)はチエナム(imipenem)と抗菌力はほぼ同じだが、痙攣を誘発することが極めて低い。 2 第三世代セフェム系ではモダシン(ceftazidime)が緑膿菌(Psudomonas aeruginosa)を含めたグラム陰性桿菌に対して最も優れている。 3 腸球菌(Enterococcus)にセフェム系抗菌薬は効果がないが、ピクシリン(ampicillin)は効果がある。カルバペネム系(チエナム(imipenem)等)も腸球菌(Enterococcus)に対して効果があるが、ペニシリン系に劣る。 4 ピクシリン(ampicillin)はListeria monocytogenesに対する第一選択である。 5 ペニシリンGカリウム(penicillin G)はグラム陽性球菌に効果があるが、ブドウ球菌に効かない。黄色ブドウ球菌にはセファメジン(cefazolin)が優れている。 6 血液透析をしている人でもロセフィン(ceftriaxone)、エリスロマイシン(erythromycin)、ダラシン(clindamycin)、フラジール(metronidazole)は通常量投与できる。エリスロマイシン(erythromycin)、ダラシン(clindamycin)、フラジール(metronidazole)は肝代謝のためである。 7 グラム染色は細菌や白血球の量がわかる。細菌や白血球の量が減っているとよくなっている、抗生物質が効いていると判断できる。 8 淋病や髄膜炎を疑った時、検体は冷所に保存しない。淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)は冷所で急速に死滅する。 9 グラム陰性球菌で臨床上問題となるのは、NeisseriaとMoraxellaの2種類しかない。 10 緑膿菌(Psudomonas aeruginosa)が分離されても、単なるコロニー形成で感染の原因でないことがある。緑膿菌が出たというだけで安易に抗菌薬を投与しない。 おもしろい!いい本です!! ややっこしい感染症の基本的な知識を、どのようにすれば分かりやすく伝えられるのか、という試みが随所にみられます。 A5というサイズで200ページという手ごろなボリュームというのは好ましいし、本のでだしだけでなく、各章のはじめに目次が書かれていたり、章が問いかけで始まりその答えは最後に書かれていたり、フォントや枠組みや網の使い方などなど、工夫されていて見やすいです。 最後のほうにくると、工夫にもちょっと疲れがみえるけれど、感染症を勉強したいんだけれど難しい…と思っているひとにはいい本だと感じました。低学年の医学生でも、抗生剤の使い方に見当つけたいなと前向きなひとは読んでみてもいいと思います。 すべての科の臨床医にお勧めする良本です。”とりあえず、この抗生剤”という治療をしている医師に 特に読んでもらいたい、基本から学ぶことができる良書と思います。 ・患者さんを注意深く診察し、感染臓器を想定する ・起因菌をみつける努力をする ・コンタミのないように検体を取る、正しく保存する ・検体を検査に出すのみならず、可能なら自らグラム染色して評価する ・戻ってきた結果を正しく評価する ・そして適切な抗生剤を必要十分量に使う ・抗生剤の使用禁忌・アレルギーについて理解する 必要な内容が、わかりやすく解説され、コンパクトにまとまっている 非常に実践的な本はこの本くらいだと思いました。 実際は、一日三回投与が難しく二回投与にしているという病院の話を 聞いたり、保険の問題で抗生剤の併用をおこないにくいなどの事情も ありますが、本当はこうするほうが良いということを知っておくのも 大事だと思います。 初心者向けの良書研修病院・市中病院では、内科医ですら感染症について熟知している医者が少ないのが現状です。本書はグラム染色から抗菌薬の選択に渡るまでの、分かりやすい記載が特長であると思いました。うまくまとめられており、決して専門的な用語・難解な内容もなく、『分かりやすさ』がウリの本であると感じました。そういう意味では、研修医・感染症についてあまり勉強されたことのない医者向けの本であると思います。感染症について日常の診療で困ったときにパッと開ける参考書的な本。一冊持っておきたい・読んでおきたいものという印象を受けました。 |