イスラム原理主義・テロリズムと日本の対応...

- 北樹出版 価格 ¥ 2,310
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
イスラム原理主義・テロリズムと日本の対応―宗教音痴日本の迷走


北樹出版

価格(new/used): 2,310 円 / 1,358 円 より
発売日: (2004-08) アマゾン売上ランキング: 448729 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

我々日本人はまず仏教徒だと認識すべきだ。
一見、華やかに映る欧米社会。だがその裏には恐ろしい
欲望と堕落が渦巻いている。エジブトのイスラム教信者である
サイードクトゥブは説いた「このような自由主義はコーラン
の教えに反する、受け入れ難い。」だがエジプトにはアメリカ
文化が入り込み、人々に欧米的価値観が芽生えてしまっ
た。そしてクトゥブが親米派の指導者に対し、堕落して
いる!と発言したことからクトゥブは拷問を受けた後、
処刑された。だがクトゥブの思想は、他のイスラム原理主義者
に受け継がれ、過激な思想を生むこととなった。そして
今もあらゆる理由で、多くの国民達が血を流している。
聖戦に参加しない者は、もはや生きる権利などない。
クトゥブの思想には共感できるものがあるけれど、国民達
を殺して民衆の意識を変えるのは無理にも思えてくる。
これは日本の戦後まもない頃に似ている。赤軍派や核マル派
といった反米的な組織が、国内の体制に意義を抱き、革命
運動を起こしていた。だが時と共に衰退していった。
そして今、愛国心や仏教心という思想は薄れ、平和を唱える
若者の多くが物欲主義、社会問題の多くが欧米型、管理教育
の崩壊。やはり身勝手な情報や俗悪カルチャーが増えすぎたために、
モラル低下が叫ばれていると俺は最近感じている。日本人は、
一度原点に戻り、自分は何者であってどういう宗教国の人間で
あるか、ということを考えさせられる本だった。いかに自分達
が欲に塗れ、恥ずべき意識を持ち、学ぶ精神を忘れていたか。そ
んな自分を見直すきっかけにもなる。日本人が憧れるアメリカが正義
だという考えは誤りであり、アメリカの完全超越を映し出す映画に影
響を受けるのはあまり良くないと感じた。同じ若い世代に読んで
もらいたいスゴ味のある本である。