イエス・キリスト失われた物語―聖書が書か...

Florizel von Reuter - ハート出版 価格 ¥ 1,575
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イエス・キリスト失われた物語―聖書が書かなかった生と死の真実

Florizel von Reuter
ハート出版

価格(new/used): 1,575 円 / 296 円 より
発売日: (2002-11) アマゾン売上ランキング: 141479 位
単行本 / 通常3~4日以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 15件

実に読み応えあった!
霊感によって書かれたキリスト像は、聖書で描かれている神の子ではなく、ローマの圧政からユダヤ人を解放する革命家として描かれていた。

では、この本は作り話か?と言われれば、品格溢れる物語であるが故にやはり、霊感によって書かれらくてはこれは書けないと言わざる終えない本である。

文量は非常に多いが、ドンドン読ませてくれる本である。
残念!
表紙を見て面白いかもしれないと思って、読み始めましたが大変がっかりしました。ただの冒険小説でキリストがどうとか入れないでほしかった。キリストやマリアという俳優を登場させた、戯曲なのでしょうか。神聖さが全くありがせんでした。
歴史のなかのイエス像
自動手記で書かれたという作品ですが、内容的にはこれまでのイエスの実像を覆すような力強い性格で描かれています。現在、いろいろな所から真実のイエス像が明かされつつあります、それらの本と照らし合せながら本を読み解いていくとよいかもしれません。そうすることによって、その自動手記がどのレベルものからの情報かというのもわかってくるかもしれません。
この手のがなぜ?
作り話も、真偽を混ぜ合わせると本物に見えるという証拠の本でしょう。どうも最近この手の本が多い気がする。特に聖書が書かなかったというとみんな飛びつく。あわせて飛びついて損をした。今の世の中で実は昔天皇はこじきから立身出世したというを読まされたような感じがする。物語としてはおもしろいのかもしれないが、あまりに・・・。言葉もなし。
人としてのイエス。
神性さよりも人としてのイエスに重点を置けば、
本当にこのような人であったのかもと思ってしまうくらい
よく出来ており、すばらしい物語だ。
ペトロやユダのキャラの描き方も良いし、
マグダラのマリアの美しさが際立っている。
イエスに出逢ったことで生まれ変わり、
愛と真理に生きる姿は崇高に思える。
でも、頭ではわかっているが心の深淵でイエスへの想いが
消えずに葛藤する様は読んでいて心に響く。
そんな彼女に口づけを捧げたイエスの愛は”深い”ものがある。

一見この物語は聖書を実証主義的に捉えたらこうだろうと
推測するような描き方に映るかもしれないが、
懐疑的な部分が感じられず心地よい。
民族解放への壮大な作戦を主に描いているが、
心に残るのは、戦略家のようなイエスではなく、
やはり虐げられている人達への人柄や愛に他ならない。
使徒のヨハネに母マリアに生涯付き添ってほしいと頼み、
師の教えに従って生きたヨハネの話など、
聖書通りの部分も多く盛り込まれているのも良い点だ。

ラストのペトロ、そしてマグダラのマリアとイエスのシーンは
涙が溢れてしまう。
マグダラのマリアの最後のセリフは、
愛(恋)の深さを感じずにはいられない。
正しい道がわかっていても、
真理として自分を抑えていてもつい本当の想いが出てしまうのだ、
やはり人間は弱いものであることがわかる。
でもそれが人間に与えられた神様からのプレゼントのような気がした。
イエスを人として描いたり、
聖書を希望的観測で捉える作品の多い中で、
この作品だけは別のものに思う。本当にすばらしい物語だ☆