牛泥棒 (Holly NOVELS)

依田 沙江美 - 蒼竜社 価格
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牛泥棒 (Holly NOVELS)

依田 沙江美
蒼竜社

価格(new/used): -- 円 / 1,400 円 より
発売日: (2007-06-29) アマゾン売上ランキング: 118184 位
新書 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 14件

穏やかに胸が疼きます(>_<)
BLにおいては珍しく、キャラ・舞台・ストーリーと見事に調和した秀作ですよね。
たまぁに見掛ける、純文学風を目指しては設定倒れしちゃってる、目も当てられんようなBLとは訳が違います。
一番評価したいのは、エロに逃げずに甘さを書ききれてるところかなぁ。

続編?絶対有りでしょ―!
これ程の世界を一冊で閉じてしまうなんて、そんな勿体ない!

☆個人的に☆

●徳馬(受)のいじらしさと献身が何ともいえず◎。
●亮一郎(攻)の浮気疑惑に涙する場面では貰泣き。
●手乗り桑葉(ペット)が大きな鬼になってしまわない事を祈ります。
(徳馬には不幸になって欲しくないもんね^_^;)
幻想的な透明感のあるファンタジーで、しっかりBL
「牛泥棒」って・・・と題名のインパクトと綺麗な表紙の絵にひかれて読みました。
主従物は大好物です。しかも明治もの。
「口のきけない使用人」にも興味をひかれました。

読んでみると、暗さや重苦しさはなく、幻想的な透明感のあるファンタジーでした。
今市子さんの「百鬼夜行抄」のような世界です。
自然と妖怪が一体化して人間の生活の近くに存在している、そんな世界を描いています。
2人の恋物語も丁寧に描かれていて、温かくて美しいBLでした。
オススメです。
毒のない木原さん
毒がないです。
思わず拍子抜けしました。
でもってなんだかホンワカした空気です。
好きです。

今までの木原作品の毒を構えて読むのが怖いひとはびっくりです。
ものすんごくあっさり読めます。
ホッとする
木原さんの話しは最後まで油断出来ないんだけどこれは大丈夫☆優しくていじらしい。木原さんぐらいです読むのにある種の試練と忍耐を感じさせるのは…でも、この本から入った人は木原ワールドに衝撃を受けるんだろうなぁ。でも読んでしまうんですよ。自分の心の悲鳴をききながら。
可憐
店頭で初めて目にした時ふと、なつかしい少女マンガ「摩利と新吾」を連想しました。表紙の美しい着物姿の青年と、作者さんが同じ「木原」さんだったせいかな?ま、後からこちらは「キハラ」ではなく「コノハラ」さんだと知りましたが(笑)

それくらいこの作家さんについて何も知らなかったのですが、皆さんのレビューによると結構イタイお話が多いみたいですね。けど、このお話は優しく胸がキュッとなるような……夜は本当の暗闇であり、山や野原に渡る風は涼しく、通り雨に泥をはねあげて走る、そんな昔の美しい時代が舞台。

我儘な亮一郎に健気に尽くす徳馬ですが、その実、しっかり手綱を握ってますよね(笑)二人ともいろんな意味で可愛いです。

亮一郎に寝台に誘われ、接吻された徳馬のセリフ…(三話め「笹魚」)には、もう身をよじって床の上をゴロンゴロンしちゃいましたッ!