韓国:倫理崩壊―1998-2008 社会...

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韓国:倫理崩壊―1998-2008 社会を蝕む集団利己主義の実像


三交社

価格(new/used): 1,575 円 / 2,777 円 より
発売日: (2008-06) アマゾン売上ランキング: 7555 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件

韓国・我が国安全保障上の脅威
わが国の浅薄な“韓流”ブームもようやく沈静化し、韓国社会に広がる極端な排他性・差別性、利己主義、無責任、虚栄、虚言、窃といった深刻な病理の実体がよく知られるようになってきた。
また、国際化が進む中での、この国の社会・国民の自省心・国際社会の中での歴史的・文化的・経済的地位といった自己を冷静に客観視する能力の欠如等、総じて極端なナルシズムの亢進が、世界各地で深刻なトラブルを引き起こしている事実も徐々に知られるようになってきた。
著者の呉善花氏は、韓国出身ながら、日本の歴史・文化・民俗等に深い関心をいだいて日本に移住、以来日本を活動拠点として日韓比較文化論、政治論を中心に多数の著書を出版するなど、精力的な研究・言論活動を展開する意欲的な学者・研究者であり、以後、祖国のこうした病根の根深さに絶望して日本国籍を取得するにいたったのだが、彼女はこのままでは遠からず韓国社会は倫理的に崩壊するとの危機感から、本書でその原因の解明と現状の分析を試みている。その考察の中で、現在の韓国の病根の源泉を「文明化」という文脈の中で解明しようとしており、この点については多少の異論もあるが、それはともかく、その論孝は深く、視点は公正で、学者・研究者としての良識ある姿勢に深い敬意を表する。

私個人は、韓国という国家にもその社会にも何らの個人的関係・利害を有していないので、韓国の社会がどのような現状であり、将来どうなろうが、そのこと自体には何ら関心はない。
しかしながら、韓国のような国際社会の中での自己の政治的経済的地位についての自覚と定見のない、国内の政治・社会倫理の崩壊した不安定国家が隣国として存在することは私たちが生きる我が国自体の安全保障にとって重大な障害となりかねず、現代は一世紀前に起こった日清戦争前夜の状態に戻ったかのような危険水域に達しているのではとの認識から、韓国社会の動向については一定の情報を蓄積しておく必要を感じ、その一環として本書を手に取った。
同様の問題意識で韓国関係の出版物を精読している諸氏にとっては、本書に書かれている内容には、特に目新しい点は少ないかも知れないが、呉善花氏の考察と分析からは多くの示唆が得られるだろう。それにも増して、現在は日本国籍とはいえ、韓国は著者にとっては祖国であり、その将来を想う著者の心痛は察するに余りあるものがある。
私は日韓の「友好」という課題については現在・将来ともに否定的・悲観的だが、それでも可能ならば、彼の国の将来に幸あれと祈るものである。
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