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えん罪を生む裁判員制度―陪審裁判の復活に向けて
現代人文社
価格(new/used):
1,785 円 /
1 円 より
発売日:
(2007-08-02)
アマゾン売上ランキング:
327933 位 単行本 / 在庫あり。 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 2件
これはお勧めの書籍です 熱心な「陪審制」導入論者から見た「裁判員制度」への批判本である。このことを割り引いてもとても要領よくまとまっている優れた書籍である。
「裁判員制度」の問題点ごとに整理され、詳しい解説がなされとてもわかりやすい。これ1冊で「陪審制」と「裁判員制」の両方が理解できるので、安上がりともいえる。
ただ、問題は共著であるため、執筆者個々の個性が見えてこない点にある。個別の批判にしても協議のうえ書かれたものか、それとも各章ごとに特定の者が書いたものかがよくわからない。これをまず「はじめに」の部分に明確にすべきであろう。
陪審制をめざす著者による裁判員制度の解説裁判員制度に関する本は多々あるが,本書はそれをその問題点を中心としてもっとも詳細に紹介している.現在の刑事裁判は問題がないからかえる必要がないという意見もあるが,本書ではそこにおおきな問題があり,しかもそれが裁判員制度によってかえって悪化させられると主張している.しかし,著者らがめざすのは陪審制であり,裁判員制度を廃止してもとにもどせばよいとはかんがえていない.陪審制がほんとうによいのかどうかは私にはわからないが,制度改革の一過程としての裁判員制度をよりよく理解するのに本書がやくにたつだろう.
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