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ポスト・オフィス (幻冬舎アウトロー文庫) |
| Charles Bukowski - 幻冬舎 価格 | |
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ポスト・オフィス (幻冬舎アウトロー文庫)Charles Bukowski 幻冬舎 価格(new/used): -- 円 / 1,000 円 より 発売日: (1999-12) アマゾン売上ランキング: 88560 位 文庫 / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 5件 単純な単語でもこれほどの小説が書ける使われている中で難しい言葉はほとんどありません。 話の内容も「郵便局員の憂鬱」と言うような酒と女と博打と不幸の羅列です。 しかし、この小説はヒューマニズムがとても感じられる。 「俺は心臓を見せてやった」 という言葉が作中で出てきますが、本当にその通りの小説で、 何度でも読み返してしまいます。無人島に持っていく小説を選べといわれたら、これです。 クサったときにお勧めの一冊遅咲きの奇才詩人/作家ブコウスキーによる、自伝的長編。彼が15年近くを過ごした郵便局での経験を元に、退職後わずか19日間で仕上げられたという処女長編。 そのごりごりとした、猥雑な文章の向こうに、どこまでも澄みきった哀切が見えます。権力者の欺瞞を暴き、システムに対しての罵倒を重ねながら、どこか人間性、というものに希望を失わないブコウスキー。そのあまりに直截な表現ゆえに、不要な誤解を生みやすいようですが、その持ち味は人間愛であり、第一作からきちんと提示されています。クサったときにお勧めの一冊です。元気が出ます。 スケベは正常”労働”って日本的には美徳ですが、ブコウスキーは生きていくため、しかたなく働いてます。おねえちゃんにおスケベに話かけるのは品性下劣で恥ずかしいことでなく、正直かつ、性的に正常です。 のびのびと元気に生きているなあ、かっこつけたり、たいしたことないプライドのようなものを全くもたず、自分に正直に生きていけることはいいよなあ、と感じました。 ここまで書きこまれると、世間的には”自堕落”なチナスキーのほうが まともで、社会が狂ってるのでは、と考えさせられます。 チナスキーに愛情を感じますね。 開眼への長い道のりだったのかもしれない郵便局の臨時配達人として口を糊する、その日暮らし。ビールの6本パックで気を紛らわし、競馬に興じ、女の尻にくっついて眠る。そうしなければやっていけないのも純情さ故なのか、優しさ故なのか、まっとうすぎるからなのか。 郵便配達人の仕事の実態と腰の据わらない日常生活を織り交ぜながら、同じような無為な日々が過ぎていく。 本書の終わりで主人公は「小説でも書くか、とおれ俺は思う。それからおれはそのとおりにした」と記している。 ルーティンワークという名の地獄から。やりきれない郵便局の仕事、終わらない仕事。家に戻れば飲んだくれて女と寝る。淡々とした日常も彼が描くととてもあざやかだ。街角の狂人、落ちてくるゼラニウムの鉢植え、去っていく女とやってくる女。限りなく猥雑で限りなく詩的な名作。 同じテーマの商品を探す
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