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裁判員拒否のすすめ‾あなたが「冤罪」に加担しないために‾
WAVE出版
価格(new/used):
1,785 円 /
945 円 より
発売日:
(2009-04-17)
アマゾン売上ランキング:
454686 位 単行本(ソフトカバー) / 在庫あり。 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 1件
裁判人になる可能性のある人には必読の書。 初動捜査など証拠の不備、別件逮捕、自白偏重、代用監獄、取調べの弁護人の立会いと全ての録画・録音を含む可視化、取調べ中の被疑者だけを見せる面割り、長期にわたる身柄拘束期間、PCによる供述調書のすり替えや実況見分調書の捏造、懲罰付期日厳守命令など弁護側に不利で検察側証拠と起訴状のみで進める事を正当化する公判前整理手続き、審理の形骸化、再審開始までの何十年もの長期間の困難等、いささか食傷気味になる程変更されるべき日本の司法システム批判が本書には詰まっているが、これらを指摘する本は何冊もでているにも関わらず人口に膾炙しているとは言い難く、現行のまま裁判員となる人達が、権力者として振舞う事による爽快感と国家権力に従順になる事を阻止する意味でも、また実際に裁判員に選ばれた時、冤罪作りに加担した一員とならぬようガイドも含んだ、大人の教科書として広く読まれるべき本である。
読後あなたも前述の制度の変更が大前提で、その上で民衆の参加を民主主義の学校の意味でも陪審員制度で求めよ、との感想を持とう。
ちなみに陪審の評決と判事の(仮定的)判決とはほぼ一致し、証拠法にもとる判決は稀である。
最後に陪審制度を表した言葉で〆る。
陪審裁判とは「個人の生命・自由・名誉を国家が奪う前に、犯した罪との度合いが、ただ専門家の心に明らかにされたというだけでは足らず、市井の凡人、むしろそういう人達12人全員の目に一致して明らかになった場合でなければならない」 BY ハンズ教授
「人々に私事以外のことに専念させるよう強いることによって、社会の黴のような個人の自己本位主義を問うようになる。陪審は驚くほど人民の審判力を育成し、その自然的英知を増やすように役立つ。」
BY ドクヴィル『アメリカの民主政治』
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