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失踪日記
吾妻 ひでお
イースト・プレス
価格(new/used):
1,197 円 /
27 円 より
発売日:
(2005-03)
アマゾン売上ランキング:
-- 位 コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 126件
面白くて一気に完読
内容は失踪やアル中による入院生活等破天荒な著者の生き様を描いた作品。
どうしてこんなに自分をコントロールできないのか、と思いながら読み進めたが、入院施設の患者はリピーターが多いらしく、そういった人間も少数派ではないのかもしれない。
もっとも、漫画の世界では才能を開花させた時代もあるようなので(この作品もそのひとつ)、頑張って欲しい。
面白いけど中古でいいかも
少し前に話題になっていたので購入して読みました。
今まで色々な漫画を見てきたけれど、こんな漫画は初めてでした。
夜を歩く プータロー時代のエピソード
街を歩く ガテン系仕事のエピソード
アル中病棟 アル中入院中のエピソード
この中で一番面白かったのはアル中病棟です。
漫画なので、作者がどんな風に感じていたのかがよーくわかります。
実際にこんなのが見えたら怖いかも、と思ってしまいます。
あくまでも客観的に、まるで他人のことを書いているようなタッチには感服です。
それにしても色々な人がいるんだな、と痛感しました。
真実は小説より奇なり、それを地にいった一冊です。
読んだことが無い人は一度手にとって見ることをお奨めします。
美しい物語
久し振りに吾妻さんの作品を読みました。他作品を少年誌連載の時にリアルタイムで読めた世代だったですが、 80年代は自分が忙しかったりして、それ以降あまり漫画一般の事は良く判らないし、このジャンルに興味も失くなっていました。 しかし、今回吾妻さんのこの作品を読んで、心が洗われた、というのが本当の気持ちです。 「汝らのうち罪なき者まず石を投げ打て(ヨハネ伝)」だそうですが、 ホームレス時代に吾妻さんがした行動をあげつらう事が出来るのは、どうやら生まれてから一度も罪を冒した事の無いひとだけらしいです。 表現者としての正直性、ユーモア、ポップな絵、どれをとっても最上級品です。 もう少し年を取ると、受難の人生をここまで読み手に嫌な気持ちを与えず、エンターテイメント溢れた作品として書くのがどれほど大変か分かるでしょう。 美しい作品です。
ここまでさらけ出せるっていうのが、すごい!
1989年冬と1992年春の二度にわたる失踪と、その時期のホームレス生活、1998年のアル中生活と、その年の暮れに入院した病院生活を描いた実話マンガです。「夜を歩く」「街を歩く」「アル中病棟」の三部構成になっています。
本来、悲惨なはずの自分の体験を、ここまで赤裸々にさらけ出してしまえるっていうのは、すごいなあ。なんかあっけにとられながら、でも、あっけらかんとした空気が好ましくて、結構笑えたりもして、面白かったです。ゴミ捨て場めぐりのホームレス生活をしている作者が、ナイスなエサ場(!)を発見。「太った」「後に家へ帰った時、ひんしゅくを買った」と記してあるコマなんか、おかしかったな。
巻末対談「吾妻ひでお×とり・みき」がまた面白くて、興味深かったなあ。例えば、吾妻ひでおの下記の発言とかね。「ああ、すごいな」っていうものを感じました。
<やっぱり、自分自身を出したほうが笑えるかなぁと。まぁ本当の本当に悲惨なところは避けてるんだけどね。>
それと、とり・みきが、<描かれている内容は十分悲惨なのに、あんまりそういうふうに見えない。その微妙な距離の取り方が、読んでいてすごく面白くて。>と言っていたところに、「うんうん。おいらもそれ、思った」と、頷いておりました。どうしようもない自分の状態を、離れた所から、どこか斜に構えて見ているもうひとりの自分がいる、みたいな感じ。そこがじめじめしていない作品の基調になっていて、悲惨なのにからっとしたおかしみを醸し出していたんじゃないかな。
吾妻ひでおのファンなので
しばらく見ないな〜と思っていたらこういう事だったんですね。ホームレス中や配管工時代の体験談は、暗い部分を排除して描いているせいか面白く読めました(暗い部分は別の漫画に書かれていますが)。
アル中編では本当は多分もっと悲惨だったんでしょうけど、さらりと氏らしく描かれていてなぜか安心して読めました。カバー折り返しでの裏失踪日記のインタビューで、集会司会者の謎が分かりましたが、推測するにもっと悲惨だったんでしょうね。
氏のHPをよむとアル中編の続編が今描かれているようなので、早く続きを読みたいと思います。
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