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ミッキーマウスのプロレタリア宣言 |
| - 太田出版 価格 ¥ 1,260 | |
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ミッキーマウスのプロレタリア宣言太田出版 価格(new/used): 1,260 円 / 1,113 円 より 発売日: (2005-11) アマゾン売上ランキング: 126343 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件 万国のプロレタリア、結びつけ!ミッキーマウスと言うと我々が頭に浮かぶのは良い子のネズミ、アメリカの豊かさと正義を象徴する、世界でたった一匹愛されるネズミである。しかし、元々は反共になる前のウォルト・ディズニーが描き、ヴァルター・ベンヤミンが論評した姿――1928年の蒸気船ウィリーで原始的なロボットのような、顔は動物の無表情を残し、天衣無縫な動き、イマジネーションとスピードと行動力で世界はどうにでも作り変えられるというメッセージをもった姿――すなわち、マルクスが幻視した解放主体としてのプロレタリアの姿である。確かに、このプロレタリアは文字通り、『失うものは鉄鎖のみ』であり、『自由な人間の自由な諸連合』を可能と思わさせる。 だが20世紀後半に生を享けたもののプロレタリアとは工場労働者のことではないか。特に、大企業の。マルクスの時代とは違うのである。勤労大衆はイヌのごとく飼いならされたのである。しかし、新自由主義の時代にあって、イヌは放されて、ネズミのごとく生かされてきている。ならば、いいじゃないか。ネズミのごとく自由に、お互いが結びつき、踊り、イヌやそれを飼う人間に反撃をしようじゃないか。そこには面白そうな革命の可能性はあるのだから。 この本は1973年に完成したとされるイヌとして生きることだけが「人としての生き方」とされた時代に反逆してきた著者自身の半生を振り返りつつ、上のようにフリーター・ニートの時代の革命のアジテーションとして存在する。社会のカラクリを少しでも見たい若者に勧める。 |