ももたろう―だれでも知っているあの有名な

- 絵本館 価格 ¥ 1,365
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
ももたろう―だれでも知っているあの有名な


絵本館

価格(new/used): 1,365 円 / 999 円 より
発売日: (2007-07) アマゾン売上ランキング: 92256 位
大型本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件

大人向け絵本
 良くも悪くも五味イズムの作品ですね。シニカルというか、ツッコミどころ満載
の「五味ももたろう」は子供に見せても何が何だか理解できないでしょう。むしろ大人が
眺めてナルホドと思う類の絵本ではないかと。五味先生の絵本はそういう作品が多い
のですけれど、この絵本もまさにそうです。

 ただおもしろいかどうかはまた別の話。五味ファンならともかく、馴染まない方には
この作風がやはり理解しがたいでしょうね。特にこの絵本はクセが強い気がします。
自由な発想が大変魅力的な五味先生の絵本ですが、今回は題名通りあまりに有名な元ネタが
あるだけに逆に子供向け絵本で出してよいものかどうか。評価は大きく分かれるところ
です。原作の輪郭がほとんど残らないくらい自由に話を作っているので。

 子供にはまず、本物の「ももたろう」を与えた方が無難でしょうし、「五味ももたろう」を
与えるならば、それなりに分別がつくようになってからだと思います。
 また、笑いを期待しすぎるとがっかりするかも。

 
本当だと信じたくなるラストがいい

えええっ こんなことバラしちゃっていいの?
なんと、あの有名なももたろうの舞台裏が明らかに!
読者は衝撃的な内容の数々にかなりショックを受けるのでは…

というのは ちょっとおおげさですが。
確かに「ももたろう」がいるならば「きゅうりたろう」や「りんごたろう」がいても
おかしくはない。そういえば「くりたろう」は公園で見たような気がする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで、もしおおきなモモが流れてきたらあなたはどうしますか?

1:切って中をみる
2:ヘルメットを買いに行く
3:眠ったふりをする

1 ですか…  
やめときなさい。モモの中に人なんて入ってませんよ。現実にはね。
ボクならヘルメットを用意します。だって川の上流には、そのモモがなってる
巨大な木があるはず。そんなところにはおおきなリンゴや栗だってなっているでしょう。
これは行ってみない手はない。でも用心しなきゃね。大きな栗が頭上に落ちてきたら
たまらないですから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すみません話しが横道にそれました。

要するに、物事や言い伝えは当事者に都合のいいことばかりが語られたり、
おもしろおかしくなる方向へ進みがちだってこと。
我々は話しの裏側にまで想像を働かせる必要があるわけだ。

そういう意味では
「それからのおにがしま/岩崎書店」
「桃太郎/ピエ・ブックス」 などもお勧めです。
同じテーマの商品を探す