生きる意味を教えてください-命をめぐる対話

- バジリコ 価格 ¥ 1,680
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生きる意味を教えてください-命をめぐる対話


バジリコ

価格(new/used): 1,680 円 / 1,150 円 より
発売日: (2008-03-01) アマゾン売上ランキング: 6841 位
単行本(ソフトカバー) / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

右往左往する救世主
個人個人、生きる意味を考えていくと、堂々巡りになり、終いには意味など無いということになってしまいます。そして、そもそも人類、動植物、地球、宇宙の存在理由は何だ?と云う究極の疑問に
行き着いてしまいます。そうなると もうお手上げです。
時々、ふとそんな思索を巡らすことさえ娯楽ととらえ、日々好きなようにやって行くしかないかなぁ。答えは風の中だなぁ。
「(前略) けれども、人間がもし本当に知りたいことを知ってしまったら、私たちは生きてゆく力を得るのだろうか、それとも失っていくのだろうか。そのことを知ろうとする想いが人間を支えながら、
それが知り得ないことで私たちは生かされているのではないだろうか。」
ぼくの好きな星野道夫さんのこの言葉も、答えであり、答えでない。(注:本書には出てきません)
まいったな。右往左往するしかないのかなぁ。

そうか(電球ピカッ)、ランディ姉さんは 右往左往する救世主なんだ!そうだ!
北へ南へ東へ西へ、ぐるぐるぐるぐる。僕らの代理人として、 堂々をめぐっているのかな。

宮台氏のジャックマイヨールの話、森氏の<加虐の側に想いを馳せる>が興味深かったです。

それにしても、ぼくの生活圏の本屋にこの本は置いてありません。結局アマゾンで買ったのですが、もっと多くの人目に触れる様、バジリコ ガンバレ。
条件付きですが、出来の良い対談集です
田口ランディの本は読んだことありませんでしたが、なかなかどうして東大教授らと互角に討論しているのは立派です。確固たる自説を持っているのが本書を読むと分かります。

ただ、本書に限ったことではありませんが、現代社会を紐解く内容の対談集は鮮度が命です。時代の流れが加速度的に速くなるばかりの昨今、いかに良質な対談がされたとしても、会話のなかに古さを感じさせてしまうと、やはり評価は落ちます。

次に、心の処方箋という表現は妥当ではありません。
ランディ氏自身も、生きる意味の答えなんてそもそもないわけだから、と述べています。
だから、たとえば重い悩みを抱えている、あるいは心の病に冒されていて、生きる意味を切実に求めたいと願っている人には、適した書ではありません。

以上、二点さえ押さえておけば、宮台氏との対談が難解なほかは読みやすく、時代を解くための良書としてお勧めできます。
これ、いい本です。
インタビュアもインタビュイも、逃げず臆せず、正直でしかも露悪に走らず、観念的になることを避けながらも話が複雑になることを厭わない。いや全く大したものです。大体、こういうものすごいタイトルの本にまとめられそうだと薄々わかっていて対談を引き受けたのだとしたら(そうじゃないと思うけど)、宮本武蔵の挑戦を受ける道場主のようなもので、話すことは文字通り真剣勝負ですね。
宮台さんの話はちょっと難しかったけれど、他の方のおっしゃることは一読してすんなりと胸に沁みました。
こういう本を読むと、よい編集者の力は大きいなあ、と思います。対談の録音テープをただ起こしただけでは、よい本にはならなかったでしょう。論点を整理し、枝葉を刈り込み、流麗な日本語に仕上げる努力を、ページの背後に感じます。編集者名はクレジットされていないようですが、活字と本に対する愛情をお持ちの方なのでしょう。そういえばこの出版社の本には最近ありがちなワープロの変換間違いなどを見かけることが少ないようです。