ワクのない表現教室―自己創出力の美術教育

- フィルムアート社 価格 ¥ 2,310
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ワクのない表現教室―自己創出力の美術教育


フィルムアート社

価格(new/used): 2,310 円 / -- 円 より
発売日: (2000-02) アマゾン売上ランキング: 307604 位
単行本(ソフトカバー) / 通常3~5週間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

no border, no block...and peace
~この本の著者は「創造的とは人間的なこと」と、エンデの言葉を引用して言います。
なんか、難しいことを考えて「絵が嫌い」とか「美術はこうであるべき」とか。
そんなことは、考えなくたって表現すれば自ずとその人が願っている表現が
出てくることをあらためて気付かせてくれる本です。

「現代アート」ほど、これまでの美術というワク(実は蜃気楼の~~ようなもの)
の中でしか存在できないものはないと思います。
だから必死に模写したりデッサンしなければいけなかったり。
学校に入らないといけなかったり。

そうじゃなくて。自分の「願い」を素直に表現することが非常に大事だし、
もっと親や教師といった大人や社会が、それぞれの「願い」表現に対する
許容範囲を広げる努力が必要なんだ。
だっ~~て、表現され創出された作品はその人の「人間的」な部分だから。

中学・養護学校・大学で美術教育に携わった著者の実践理論をまとめたもの。
後半は27の実践例を具体的に説明。

美術は人と人との関係において成り立つもの。
コミュニケーションは、「一方通行」だったり「社交辞令」ばっかりじゃ、
では、関係なんて深まらない。
ワクをとっぱら~~ってこそ、親友になれたり恋人になれたりする。

例えば、中学生になって初めて絵がかける養護学校の生徒の表現を「表現」
として受け入れられる人や社会が必要となった。
そうした時代の「美術の教科書」とも言える本です。~