ザ・クオリーメン ジョンレノンの記憶

野澤 玲子 - リットーミュージック 価格 ¥ 3,360
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ザ・クオリーメン ジョンレノンの記憶

野澤 玲子
リットーミュージック

価格(new/used): 3,360 円 / 2,100 円 より
発売日: (2002-06-27) アマゾン売上ランキング: 274174 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

なんといってもハンター=デイヴィス
 いまや絶版になっているけれども、Beatlesが公式に自分たちの伝記であると認めた1968年の作品の著者ハンター=デイビスが30年以上経て、ジョンの最初に組んだバンドの「クオリーメン」のオリジナルメンバーの視点から、ジョンの幼い頃から、死に至るまでを記録したドキュメンタリーである。
 1968年の作品は、ビートルズに2年間密着取材して記録されたものである。30年以上の時間を経たとしてもその中に、かつての密着取材の記憶や記録があったろう。そういう点で、この著者の信頼性は高く、それに加えて、新たな綿密な取材がされているのだから、「便乗本」とは訳が違う。
 この作品の中で、ジョンの最初の友人として登場するピート=ショットンを中心に、ポールが加わる前の「クオリーメン」のメンバーが、その後の世界の開き、生活の違いなどの複雑な感覚を持ちながら、他方で「6歳のときからジョンを知っている」という親密な関係から、率直にジョンを語っている。今まであまり表に出なかった事実も多数あり、大変興味深かった。
 また、彼らのビートルズの解散についての見方なども興味深い。
 これは、読まないわけには行かない本だと思う。