聖ロザリンド (ホーム社漫画文庫)

- ホーム社 価格 ¥ 700
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
聖ロザリンド (ホーム社漫画文庫)


ホーム社

価格(new/used): 700 円 / 151 円 より
発売日: (2001-09) アマゾン売上ランキング: 158665 位
文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

無邪気という名の残虐性
罪の意識も何もなく、ただ本能のままに行動し、その結果次々と恐ろしい殺人を重ねていく少女ロザリンドの物語。

ロザリンドは残酷でありながら純粋だ。なぜならそこには悪意がないからだ。
だが、悪意がないからこそ彼女には救いの道がない。改心するという可能性がないからだ。
大人になってもしも自分のしたことの意味を知ったら、彼女はどうなるのか。
大人になっても、自分のしたことの罪深さに気付かなかったとしたら・・

ロザリンドの運命は予想がつくだろう。

最近の漫画は刺激的で当たり前だが、当時、こんなにショッキングな物語が他にあっただろうか。描写はかなり残酷で、少女漫画の域は超えているといっていいだろう。ただ、単なるエンターテイメントホラーとしてこの作品をみるか否かはあなた次第だ。
ロザリンドの幼い残酷さ
幼い少女ロザリンドは、常軌を逸した方法で人を殺めながら、欲しいものを手に入れたり目的を成し遂げていく。やがてそれに気づいたロザリンドの父親は子供をとめるべく追いはじめる。幼いロザリンドの欲望は成人のような富とか名誉ではなく、「あの子のおもちゃが欲しい」「ママに会いたい」ただそれだけのもの。欲しいものを手に入れるときのロザリンドの残酷さがたいへんグロテスクなのだが、反面、幼い頭で必死に欲しいものを手に入れようとするとする姿がかわいそうにみえるときもある。ラストは圧巻。ロザリンドの運命に涙してしまう。悪魔のようなロザリンドはやっぱり子供なのだ。ママの胸に抱かれることこそが、ロザリンドの安堵のときだったのだ。ロザリンドの孤独が伝わってくる傑作。
美しくて残酷
愛らしくて天使のような小さな少女…
でも本当は悪魔そのもの。
良し悪しの理解もできず、ただただ無邪気な殺人者が
このマンガの主人公のロザリンドです。
ただ、主人公が本当に純粋で無邪気なだけに、残酷さの中に
「切なさ」も漂った作品だと思います。

優しくも残酷な、それでも愛すべきロザリンドの事を思って

悲しみにくれる大人達の苦悩にとても感情移入できます。