![]() |
年収2000万円の転職術 (ピンポイント... |
| - プレジデント社 価格 ¥ 1,000 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書) (ピンポイント選書)プレジデント社 価格(new/used): 1,000 円 / 720 円 より 発売日: (2008-06-12) アマゾン売上ランキング: 2646 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 13件 キャリアの上限を知るキャリアの上限という表現は不適切かもしれませんが、いわゆる高学歴といわれる大学を卒業し、得られる収入やキャリアゴールについては非常に現実的な見解が提示されています。ここで紹介されているようなキャリア(外資系金融やコンサルなど)を歩んでいる人にとっては特に真新しい発見はないと思うのですが、本書のようにはっきりと著者の経験から現実を提示しているものはないと思います。 例えば、東大を卒業後に新卒でベンチャー企業に就職することに関しても、キャリア形成の上でのメリットが少ない理由をはっきりと提示されています。 学生も、就職情報サイトや雑誌、ベンチャー企業の採用担当や社長の意見だけを聞いて判断するのではなく、こういった現実的なキャリアイメージを知った上で就職を判断すべきでしょうね。 (ベンチャーへの就職がだめという意味ではありません。ベンチャーならではの魅力は当然ありますが、将来的な自分のキャリアプランに対して本当にマッチしているかどうかを判断するためには、高学歴での就職における意味も知っておいた方がいいということです。) 極めて、オーソドックスな転職指南書そんなに分厚い本でもない。ページ数も少ない。 そのものズバリなタイトルと、胡散臭そうな体裁?から、 ちょっと敬遠していましたが、読んでみました。すると、予想に 反して、いい本で、読んでよかったです。 本書全体は、世界的に名だたる戦略系コンサルへの転職に際しての ノウハウ開陳という格好には、なっていますが、言っているポイントは、 ある意味オーソドックスなキャリア論、転職ノウハウ、経歴書の書き方、 面接のコツなどで、成り立っています。年収2000万円、というのは、 ある程度、成功者としての報酬のシンボルとしてのタイトルで、その金額の 多寡には、現実には、そんなに意味があるわけではない。(そりゃ高額なことは 確か) しかし、本書にもありますが、高学歴・中収入・低資産な方々でなく ても、普通にサラリーマンしている人々は、市場における自分の価値や、 そもそも、自身のキャリアプランや人生のマネープランなど、仕事以外の 現実的な立ち位置を知るよしもない。 そういった観点で、普通に働いていても、いつ、なんどき、不運に見舞われて 経済的なリスクにさらされるかもかわらない今日。 本書は、どういった、根源的な立ち位置、「あなたにとって、大切な ことは何ですか?」お金?趣味?家族?仕事?から出発します。 「少しでも余計にお金を稼いで、その上で、自己実現をしたい。自己創造を したい、ということは、当たり前のこと」と著者は言い切ります。 そういう次元の自問自答ではなくて、何のために働き、そのためには、 どのような戦略的な生き方、職業人生、転職活動を行うつもりなのですか? あなたは、真剣に考えていますか?と著者は投げかけてきます。 本書が現実にしっかり立脚していながら、短期的なキャリア指南に とどまらず。、中長期的な生き方指南にもなっているのは、最後に開陳 される、著者の経験を読むと、さまざまなリスクへの対応は、誰の身にも 起こり、そのための用意周到な準備は必要、ということがよくわかります。 コンサルへの転職に限らず、転職・転社、キャリアを開くための、細かい 指南も含めて、読みやすい本で、通読自体は、電車の往復で読めますが、 内容は、咀嚼してよく理解するに値する、生き方ガイドブック類です。 コンセプトは共感できますが・・・日本は未だに高学歴社会で、東大卒くらいでないと最初からはねられる、さらにその中での実力者が 選ばれるのだという話は、採用者の側から考えれば、納得のいくことだと思いました。 ですが、面接官が何を求めているかを考えていないような履歴書を書いていたり、熱意だけが空回り しているような答えをしていたのでは、採用試験に不合格になるのは当たり前というのは、別に教わ るまでもないことだと思います。 正直言って、値段の割に内容が薄いと感じました。著者自身、転職を斡旋する会社を経営されている とのことなので、あとは来社して相談してくださいね、ということなのでしょうか? 個人的には今年の流行語大賞 三高世代のなれの果て「高学歴・中収入・低資産」というコピーは秀逸。 バブル期に「三高」といわれ、バブル崩壊後は「勝ち組、負け組」という言葉でくくられて きた高学歴のロストジェネレーション。「勝ち組」すらいなくなった現在の立ち位置を見事に 言い表わしている。 かつての「三高」世代のためのキャリア指南書というわけか。 「軽薄短小」世代だけに、本書自体は内容が薄いのも仕方がない。冒頭のコピーをもっと掘 り下げていけば、新たな世代論のキーワードにもなり得るだろう。 新鮮なキャリア論私にとって、大きな気付きになった点を1点。 「人は極限状態にならなければ、大事な事に気付かない」という事です。 著者自身、BCGでの激務により、入院生活を余儀なくされ、家族や今後のキャリアについて真剣に考えるきっかけになった事があとがきに書かれています。 私も、2年前に車を運転していた所、対向車がセンターラインを超えて、私の車に追突してきた結果、車は全壊、私も救急車で脳外科病院に運ばれました。 幸い検査の結果は、どこにも異常は見つかりませんでしたが、医師からは「今は平気でも、2,3ヶ月後に、容態が変化する可能性だってありますからね。気をつけてください。」と言われました。 その時に、周囲からの心配や励ましの声を多く聞き、自分を取り巻く人々の大切さを再認識しましたし、著者同様、「人生は有限である。どういう事を大事にして生きていくべきか、守りたいものを守る事が今の自分にできるのか」とはっきり意識するきっかけになりました。 事故を起こす前までは、自己啓発書等で、「自分の葬式の時に、その出席者にどんな人と言われたいのか?」、「自分の死に際にタイムスリップして、自分の人生の教訓を3つ言うとしたら、何か?」という質問が、自分が大事にしたい価値観を知る為の質問になると知識では知っていましたが、どこか他人事にしか思えませんでした。 もし事故に遭遇しなければ、本書の15ページに出てくる人のように、「今の仕事が大変で、残業も嫌い。残業を少なくしたうえで、給料も上げたい」という自分勝手な思いを今でも堂々と話すような人になっていたかもしれません。 自分の価値観を明確にし、それをお金という具体的な数値に落とし込む。価値観ばかりが先行し、お金の事を真剣に考えてこなかった私にとって、お金を基点としたキャリア論は新鮮でした。 |