チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変...

- 日経BP社 価格 ¥ 1,680
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チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える


日経BP社

価格(new/used): 1,680 円 / 1,000 円 より
発売日: (2005-08-04) アマゾン売上ランキング: 4812 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 12件

今一歩、心に届かないのは・・・
社会企業家に興味があり、注文した本です。写真家の方が著者で、カバーや写真がきれいで目を引きますが、本文を読むとどうしてか、今一歩、心に届きません。というのも、ほとんどの記事が、著者の方がまとめたサマリーだからだと思います。

ミッションやパッションを持って生きている人が話す言葉には、特別な魂が籠るもの。もっと、登場した14人の生の声や考え方が読めたら、よかったと思います。
現在の社会で最もチャレンジングな課題を解決するために、日々努力している人たちを知りました。
読み物としても良いし、スキーム的なところもなるほどなーという感じで、
めちゃくちゃ学べた。

ソーシャルアントレプレナーの父こと、ビル・ドレイトン氏によれば、
ソーシャルアントレプレナーの素質は、
『右脳と左脳の両方が豊かで、何かしらの社会の矛盾を解消したいという情熱があり、
変革を実現する可能性のあるアイデアと、そのアイデアを実現する具体的な戦略を持っている』こと。そして何よりも、『誠実さが大切だ』と語っている。

・会社を大きくする、よりよくすること、クライアントなど関係者に貢献すること
・ある一定の富を得て、家族や友人たちなど周りの人たちと幸せに暮らすこと

こういったことは特に問題は無く、素晴らしいことだと思う。

しかしながら、上記のようなことに一切の充足感を得ることが無い人たちは、
ぜひこの本を読むべきだと思う。

ここにはより高度でチャレンジングな課題を解決したいと思い、日々努力している人たちが存在しているから。

それは、ある種の才能、素質なのかもしれない、とふと思った。

この本を読んで特に自分にとっては、何か新しい気付きを与えることもなかった。
ただ、確信と決意はより強固になった。不安も心配も全く無くなり一日も早く、という思いだけが強くなった。
自らがこういった人たちの一人となり、さらに仕組みを生み出せるようになれればと思う。

下記、個人的に印象に残ったフレーズ/メモ/自分の考えなど

・グローバル性と特殊性が無く誰でも出来ることと、Sustainableな仕組み
・日本では平均的な知的水準は他諸国と比較しても、相対的に高いので主婦などを活用する●●、ホームレスといっても読み書きは可能なので、衣食住の環境などを付与し、
足りないビジネスへの補完などを地方自治体などとの連携など
・精神的な傷と自己評価の低さにより競争社会では生きにくい人たちをどうするか?
・適切な状況分析と実践力と持続的な仕組みづくり
・何が余っていてリソースとして活用できるか、何が問題でどうやるべきか?
・振り返ると、公民館のようなリラクゼーション施設などはもっとあったほうが良い
・状況を分析し、何がどのぐらい必要か、および具体的な目標

・各国と比較しても恵まれない人に対するコンパッションが低い日本
・ホームレスの数はニューヨーク4万人で日本全体では3万人(05年時点)
・農業改革は12000年、ユーロは50年、ソーシャルアントレプレナーシップは25年前で、
あと5,6年で当たり前になる(2005年時点)

・(例1)FC店舗の無償支援→CSR的にも企業のメリット、という仕組み
・(例2)ホテルを復活→教育訓練居住→地価も上がるというサイクル

☆日本の国際貢献度が21位とのこと。自分が生きている間に10位入りは目指したい。

■固有名詞のメモ:アショカ財団 スマイルファクトリー、松下政経塾 インテグレックス
秋山をね氏 白井智子氏 藤岡亜美氏 森本ゆうこ氏 しぶやゆかり氏 大西健丞氏
日本では
素晴らしいですね。

こうありたい人生。

で、日本も実は素晴らしい社会起業家は山ほどいる。

近年では、20年以上前からの「市民バンク」片岡さんのその仲間。

面倒なNPOとかでなく、株式会社でやっている。

が、私も10年前からのつき合いですが、経営能力が必須ですね。
感銘は受けましたが、失敗事例も書かないと・・・
久しぶりに感銘を受けた本です。
確かに輝いていて、かっこいい人たちという印象を受けます。写真もそのイメージ作りに貢献しているのでしょう。

ただ、ビジネスモデルがしっかりしていないと、行政にたかるNPOになったり、あくまで草の根でとどまってしまうボランティアになってしまうでしょう。また、組織維持が自己目的化することも往々にあります。
ベンチャービジネスが死屍累々であるのと同様、ソーシャルベンチャーだってうまくいくケースばかりでないことも書かないと、「夢を売りものにする写真本」になってしまいます。

ひねくれたレビューになってしまいましたが、心を打つところがあったので、評価は高いのです。
バイブル!!
社会起業家に興味のある人は絶対に読まないといけない一冊!!
自分の知らない間に色々な事が起きているのを実感!!

自分の視野を広く持ちたい!!
と思った一冊です!!