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三洋電機 井植敏の告白 (日経ビジネス) |
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三洋電機 井植敏の告白 (日経ビジネス)日経BP社 価格(new/used): 1,785 円 / 212 円 より 発売日: (2006-11) アマゾン売上ランキング: 214172 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 8件 本当に創業家にありがちな悲劇と片付けていいのかいろいろなエピソードや関係者の証言を交え、三洋電機や井植敏氏の生い立ちや 人となりにも触れ、井植敏氏から寄せられた回答に突っ込みを入れてさえいる。 また、創業家とメインバンクが係わったエピソードにも触れ、メインバンクの果た した役割に言及し、批判してもいる。 日経ビジネスがこんな本を出版するのかと思わせる、単なる「よいしょ本」にはな い読ませる本になっていると思う。 しかしながら、単に三洋電機の低迷は創業家とメインバンクが招いたというテーマ であるならば、逆に創業家でない世の企業経営者への「よいしょ本」ではないのか と勘ぐりたくなる。 そして、三洋電機の関係者なら、紹介されているエピソードを自分の記憶で組み合 わせながら読み解く面白さはあるが、三洋電機のことをあまり知らない読者にはス トレスが大きいのではないだろうか。 また、登場する三洋電機の従業員が「飯炊き親父」だとか、ちょっと人の良い、あ る意味で経営者に都合のよい、職人気質の人々に偏っている印象を受けた。 その点、現場の社員の生々しい声や怨念に欠ける内容ではないだろうか。 当時、絶頂期を通じて抱えていた1兆4千億円とも言われた有利子負債の存在が社 員に極秘であったワケではない。 それは中越地震での半導体工場への被災が凋落への引き金ではないという書き方で 描かれてはいる。 しかし、定年を迎えた多くの古参の社員たちが、巨額の有利子負債を減らせないで いる創業家とメインバンクに恨み言を残し、あるいは企業年金の存続を危ぶみなが ら去っていったのではないだろうか。 そこには、直接原価計算でコストを把握して利益を捻り出そうとする現場の社員た ちと、全部原価計算での数字のマジックを恣意的に用い、余計なことに投資を続け た経営陣という、日本の製造業における普遍的なテーマが隠れていたのではないだ ろうか。 井植敏氏が副社長に招いた住銀出身の古瀬氏の話に絡んで、井植敏氏が財務コンプ レックスだという話が紹介されていた。 しかし、そんな財務コンプレックスを持つ人物が三洋クレジットを育て上げたり、 土地開発にのめり込んで焦げ付かせるエピソードにはちょっと違和感を覚えた。 「馬上行動」のエピソードが示す営業肌の人物像からは、むしろ、管理会計思考の 製造畑の古参の部下に対して、営業畑の井植敏氏と財務畑の古瀬氏や野中氏とい う、製造 vs 金融という図式を思い浮かべた。 その点、井植敏氏が政治的な要請からフィリピンに建設を決めた半導体工場を、半 導体部門の責任者の吉江氏が絶対に不要なもの断じるエピソードが紹介されていた だけに、その対立軸をもっと掘り下げて欲しかった。 そうすることで、創業者の井植敏男氏が井植敏氏を後継者として不安視したのを受 け、井植家の大番頭とも言うべき黒川氏が立派に鍛え上げることを請合うエピソー ドとのギャップが埋まるのではないか。 つまり、同じ黒川氏に鍛えられた吉江氏と井植敏氏との思考のギャップは、本当に 井植敏氏が創業家だからということで生じてしまったのだろうかということだ。 そして、そこにキヤノンの有利子負債を削減して業績を回復させた御手洗富士夫氏 と、有利子負債を増やしてしまった井植敏氏との根本的な計数感覚の違いを疑う。 この本は、多少なりとも三洋電機の裏側を知る私にとって、読み物として退屈せず に読み通せた。 しかし、そこから何か教訓を導き出そうとすると、ちょっとストレスを感じる。 「創業家」という切り口で良かったのだろうか? よって、星4つとする。 非常に悪い本ですこの本を読んでびっくりしました!日経ビジネスはこんな本出せるか?素人でもすぐ分かることだけど大西康之氏は経理・財務・経営は一切分からない人です。三洋電機の歴史も分かっていません。内容はばらばらで一切「何が言いたいか」をよく分からない!大西氏は経営や企業の特徴をよく勉強してから次の大手企業について本を書いたほうがいいです! iPodの成功を共有できたかもしれない。なぜ、ジョブズの名前が目次にあるのか。 読み進めるうちに、三洋電機の取り逃がした可能性の一つとして、全くの夢物語でもなかったんだなぁと納得した。 告白という題がついているが、内容は客観的なものとなっている。しかも、松下とソニーの陰に隠れて、あまり世間に知られることのなかった三洋電機の物語の始まりから、今の危機までが丁寧に描かれ、決して浅薄な批判に終わっていない。 三洋電機の社員と創業者の碑のところは、西武の姿と少しかさなるが、西武の創業者の神格化のレベルに比べ遥かにおとなしいのは、事業内容の違いからきているのだろうか。 近年稀にみる最高傑作の経営本インタビュー相手をしている相手を冷静にかつ公平に分析し 悪い事もずばずばと書いている書物は、 近年の取材相手の 「よいしょ本」 とは一線を画している傑出した歴史に残る本です。 勇気ある著作の大西康之氏の次のドキュメンタリーに期待しています。 経営学を学ぶために、読んでおきたい本経営学の教科書を読むより経営のことがよくわかる本というのがあります。この本は数少ないそうした本です。本書の話は1つ1つエビデンスで裏付けされています。安心して読んでいくことができます。財務問題、銀行との関係、商品づくり、事業の組立て等、責任をもった経営をする上で不可欠の課題が、私のような素人でもよくわかるように書かれています。 同時に、家族は企業とどのように関わるのか、従業員コミュニティは厳しい競争市場において維持されうるのかといった、現代資本主義を考える上でのホットトピックについても、考えさせられます。 同じテーマの商品を探す
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