開高健―眼を見開け、耳を立てろ そして、...

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開高健―眼を見開け、耳を立てろ そして、もっと言葉に… (人生のエッセイ)


日本図書センター

価格(new/used): 1,890 円 / 1,280 円 より
発売日: (2000-01) アマゾン売上ランキング: 85612 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

最高のアンソロジーかもしれない、でも、これが全てではない。
 出版社の都合や商業主義から、多くの作品の中から「珠玉の名作」と称したアンソロジーが、数多く出される。多くは、売らんがための作品集であり、それは、本だけでなく、レコード、CDでもあることである。
 私は、基本的に原典主義者であるが、本については、ちょいと違う考えを持ってる。音楽CDは簡単に検索可能であるが、本の場合、検索が大変なのだ。
 で、昔読んだ「あるお酒の話はなんという本にあったっけ?」で自宅の本棚の前で呻吟する。
 そういう点で、一応評価可能な選者によるアンソロジーは万全ではないがありがたい。
 この本が開高さんの全てをカバーしているわけではないが、何冊かを枕元において目次を見る手間を省ける点では、助かる。

 但し、私は、原典に当たっていない肩が、ここから入って開高さんを判断してしまうことは避けてほしいと思う。

精神の美食家たれ
いつも気になっていたけれど、やっと開高健に辿り着いた。
鶴見俊輔氏、ありがとうございます。
「書物は精神の糧である。誰もが軽く口にするこの句は重く切に事実であり、詩である。食べてみなければ好悪はわからないし、きめようがない。精神の美食家になり、大食家になること。一念発起。そこからである。-すべては。」

むちゃくちゃに精神の腹が空いてきた。