二十億光年の孤独 (愛蔵版詩集シリーズ)

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二十億光年の孤独 (愛蔵版詩集シリーズ)


日本図書センター

価格(new/used): 2,310 円 / 1,600 円 より
発売日: (2000-03) アマゾン売上ランキング: 19739 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

これは持っていたい一冊です。
素敵な”ことば”がたくさん見つかります。
ぜひ、手にとって読んでいただきたい。

万有引力とは
ひきあう孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

作中の詩より。
素敵じゃあ〜ありませんかあ〜?
美しい日本語
 詩を読むことはほとんどないのだが谷川俊太郎は別である。彼の書く詩は別に時代を切り取ったものではない。ただ流して読むだけでは何の意味も持たない詩を書く。しかし惹き込む力を持つ詩を書く。

 僕は彼の詩は会話を目的としているように思う。つまり、読者が彼の詩に自由に意味を付けることによって、初めて息をするのだ。それは一方的な情報提供ではなく、繰り返しになってしまうが会話というカタチによって、初めて詩に魅力が宿るという言葉の可能性だと思うのだ。そして詩と会話をしている最中は言葉は無限に広がっていく。

 また特筆すべきところは日本語の天才という点にある。たぶん、いや、絶対に僕があと500年文章を修行したところで谷川俊太郎には追いつけない。綺麗なのだ。文章が。特に凝ったレトリックを使っているわけではない。レトリックを使おうとする意志も彼の詩から感じられない。しかし、読むたびに日本語とはこんなにも美しいものだったのかと感じさせられる。

 日本語とはよく読み言葉だと言われる。英語はしゃべることを前提に作られた言葉だと言われる。その日本語が読み言葉だということに谷川俊太郎は気付いているのかどうか分からないが、「読むこと」の快感を彼は教えてくれる。またそこには「読ませよう」というともすれば邪念とも言えるものが見当たらないゆえ、彼の詩は美しい。
こんなすごい人には
こんなすごい人には一生かないたくない。
詩の世界
私は、詩が好きです!彼の詩の世界は深く、ふっと何かに気づかせてくれます。これを読んで、詩の世界にいっぽ足を踏み入れてみるのもいいかもしれませんよ。考えたり、言葉にしてみたり、紙に書いてみたくなるかもしれません。是非読んでみてください。