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天 18 (18) (近代麻雀コミックス) |
| - 竹書房 価格 ¥ 680 | |
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天 18 (18) (近代麻雀コミックス)竹書房 価格(new/used): 680 円 / 400 円 より 発売日: (2002-04) アマゾン売上ランキング: -- 位 コミック / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 8件 この世で最も絵の下手な漫画家のかく、この世で最も美しい物語生き様がそっくり死に様であった男、赤木しげる。 ありがとう。 そして、さらばだ。 アカギはほとんど自分一人で完結している。生前、孤独で、それを好んだアカギの死後、彼の墓は全国から訪れたギャンブラー達の麻雀牌や栄養ドリンク等のお供え物でいっぱいになっている。 これは泣く。 僕もそんなふうになりたい。 僕は、わりと、孤独も悪くないと思ってる、なぜなら、他人との距離が遠くても愛情を感じられるから。 おはよう、ありがとう、そんな言葉のやりとりで感じられる愛情が好きだ。 わりと、触れるか触れないかの距離が好きだ。 アカギはどうして、孤独で、偽りなく、楽しんでいたんだろう? 生前、アカギの事がみんな大好きだったはず(彼は魅力的だから)だけど、近づけないでいたのは、アカギがうっとおしがるから。 死んじゃったから、アカギの墓を訪れ思う存分にアカギを好きと言えるんじゃないか。 アカギはみなの中で、僕の中で生き続ける。 おそらく、アカギになるってことは、ほとんど自分一人で完結している境地に至るってこと。 赤木は笑っているだろう・・福本氏の作品は、読者から見るとダラダラと長く感じてしまうことが多い。 カイジの17歩しかり、アカギの鷲巣麻雀しかり。この作品「天」もそんな展開は多かった。 この本の巻末で氏もこの傾向を「悪癖」と記しているように、本人も自覚してる模様。 でも、単に「引き伸ばし」しているというよりも「あれもこれも書きたい、詰め込みたい」というが 氏のスタンスなんでしょうね。 16巻〜18巻まで3巻続いた完結編。これも1巻ちょっとで終わらすつもりだったとのこと。 最高の「悪癖」で最高の幕引きでした。 ちなみに、あとがきの長さにも氏の「悪癖」を垣間見る事が出来ます(笑) まだまだ連載続いている漫画も多いけど、このスタンスあっての福本作品だと思うので、 今後も崩さないでいて欲しいと思いますね。 アカギの思想が明らかにスピンオフ作品「アカギ―闇に降り立った天才」から、この漫画に辿り着きました。アカギが登場する巻しか読んでいませんが、最終話は「赤木しげる」という人物(漫画上のキャラクター)を知る上で非常に興味深い話だと思います。 この巻には、アカギの強さの本質が、「相手の心理を読み取り」、さらには「相手を操作する」レベルまで達した卓越した「観察眼」と「人間心理への造詣」にあったことが、ずばり描かれているように思います。加えて、この巻では、アカギ本人により、その人智の及ばぬ強さの究極部分が「生へ執着しないこと」、もっと言えば、「死に向かうようにもみえる闘牌」にあったらしいことも語られます。 アカギ曰く「ギャンブルの本質は『不条理な死』」ということですが、ともすれば、生への執着が薄いアカギが麻雀というギャンブルで無類の強さをみせたことも納得できる気がします。 マージャンをしない自分には、アカギの強さ以上に、1.アカギの死生観のより深い所、2.アカギの生い立ち、により強い興味をもっていましたが、その辺は、この巻からは、わかりませんでした。 ただ、東西戦の面子(特にヤクザの若い組長)との最期の会話の内容とアカギの最期のセリフである『解き放たれろ!赤木しげる』という言葉から、アカギは、死によって制約がなくなり「より自由になれる」と考えていたらしいことはわかりました。 それにしても、最終話の、深い思想性を感じさせる内容はもちろんですが、個性的なキャラクターとの1対1の会話により、最期にアカギの思想を明らかにしようとする構成はとてもすばらしいアイデアだと思いました。 この作品も含め、「赤木しげる」が描かれている一連の福本作品は、永久保存版のお勧め作品だと思います。 最高のラスト16巻あたりから始まったエピソード、そして「天」という物語も一応の幕を閉じます。 最後はとにかくすごかった。福本先生のすごさは読んでみないとわからない。 自分は「アカギ」も読んでいるのですが、あの赤木がこんな風に・・、 と特に僧我とのナインとの時は思いました。この「天」でも健在だったあの神がかった闘牌。 その赤木が病によってここまで・・と。 でも最後まで読んで、やはり赤木という人物の魅力は自分の中で丸で衰えを知らず、 それどころかその最後が本当に本当に悲しかった。アルツハイマーによって赤木自らが幕を閉じた53年の生涯は、どうしようもなく魅了されてしまうのです。福本先生が描きたかったのは 赤木その人だったのではないか、と思ってしまうほどです。 そして、主人公の天。どうも東西戦の途中までは赤木の凄さに潜んでしまった感じがあったのですが、最後の赤木に対する思いをぶちまけたあの言葉の数々。それまで何とか堪えていた涙をもはや止める事が出来ませんでした。あのシーンの彼は赤木に負けず劣らず本当に魅力的だった。赤木という天才にとってこの死は必然かもしれないと思いつつも、「自分の為に」と泣きながら家族になろうと説得する天。自分は赤木のその才能、人柄、生き方に憧れてしまいますが、しかし赤木には近づく事も出来ないと思う。赤木の死生観、それに納得した気になりつつも心打たれたのはやはり天のあの涙、言葉なんです。 二人麻雀はともかく、最後のエピソードは長くなって少し後悔しつつも納得できた、とあとがきにありました。自分にとってみれば最高の3巻、最高のラスト、そして最高の感動でした。 「天」という漫画に出会えて本当に良かった。 同じテーマの商品を探す
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