科学者・技術者のための英語プレゼンテーシ...

Robert M. Lewis - 東京化学同人 価格 ¥ 2,940
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科学者・技術者のための英語プレゼンテーション―国際的に通用する英語表現と発表技術

Robert M. Lewis
東京化学同人

価格(new/used): 2,940 円 / 2,394 円 より
発売日: (2008-05) アマゾン売上ランキング: 183933 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 3件

英語よりプレゼンに重点
第1部 基本編では英語に限らず良いプレゼンをするためのノウハウが述べられていて、第2部 実践編で場面毎の英語表現例が書かれている。あまりプレゼンの経験がない人や良いプレゼンができていないと感じている人には第1部がかなり役立つと思うが、僕みたいに「英語表現を勉強したい」という目的の人には第1部が邪魔に感じられるだろう。また、第2部も英語例とその日本語訳が書かれているだけで、どれが重要表現か、どれがよく使う表現か、ポイントがわかりづらい。実践編で書かれている英語例から使えそうな英語表現を自分で探し出す作業が必要。
CD音声で国際会議の英語の雰囲気を味わえるのが良い
【主要目次】
第1部 基本編(日本人の陥りやすい失敗とそれを克服するコツ;プレゼンテーションの基本構成と心構え;はじめに聴衆をひきつける;内容を明瞭に伝えるテクニック;鮮明な印象を残すまとめ方 ほか)
第2部 実践編(国際学会での参加登録;講演前の打合わせ;講演を始める前の座長と聴衆へのあいさつ;講演の概要を説明する;表やグラフの説明 ほか)

第一部は、ある日本人化学者が英語プレゼンについて先生との対話を通じて学ぶという舞台設定がされていて、彼らの対話を通じてプレゼンの作り方・演じ方を学びます。太字テキストと図を拾い読みすれば発表の仕方のポイントが分かるように構成されています。"Tell'em Three Times Approach"(イントロ、本論、まとめ で同じことを3回繰り返せ)、"The fool collects facts; the wise man selects them."(愚者は事実を集める。賢者は事実を選択する)など、重要ポイントが標語的に記されていて分かり易いです。第二部は第一部で説明されたことを反映された国際会議の英語のスキット例が収録されています(音声62分)。このスキットの雰囲気は「学会出席・研究留学のための理科系の英会話」(廣岡 慶彦)をより高度にした感じですね。
東京化学同人出版なだけあって、プレゼン例が化学(不均一触媒)で他分野の方は馴染みがない内容かもしれませんが、学会でのプレゼン英語で重要な「繋ぎ方」や「強調」の英語の決まり文句は参考になると思います。他書(※)と併用すると効果が上がることでしょう。

(※)「エンジニアのための英語プレゼンテーション超克服テキスト」(平井 通宏)、「化学英語101―リスニングとスピーキングで効率的に学ぶ」(國安 均)、「CD BOOK 国際会議・スピーチ・研究発表の英語表現」(石井 隆之)
外国人の目からの親切な解説
話し言葉の解説ですし、(とてもアナログな)挿絵の助けもあり、親しみやすい本です。内容は濃いです。「日本人のプレゼンテーションをより良いものにするには?」ということを外国人の目から見て、具体的な英語フレーズも挙げて解説してあります。英語の教本としても上等ですし、プレゼン準備の手順、壇上で礼儀、質疑応答のシチュエーションなどなど、さまざまなシチュエーションについても解説されています。コミュニケーションのための英語も後半でたくさん紹介されています。英語フレーズをいちいち覚えるのは無理だと思いますが、数がやたらと多いわけではなく、読むためには適量だと思います。「こんな状況ではこんな受け答えをするんだなあ・・」と勉強になりました。良い本です!!