農で起業する!―脱サラ農業のススメ

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農で起業する!―脱サラ農業のススメ


築地書館

価格(new/used): 1,890 円 / 1,070 円 より
発売日: (2005-02) アマゾン売上ランキング: 4722 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 30件

後半はまったく読むに値しない文章でした。
前半は農業起業する手順と、ビジネス的な手法を農業に取り入れた内容で非常におもしろかった。
科学的、客観的手法を取り入れ利益を効率的に上げていく様を感じ取れました。

しかし問題は後半で、まったく読むに値しない文章でした。
前半とは全く反対で、すべてが感情論。
自分の考え以外をすべて否定。
自分の考えと違う農協、地方自治体、国、さらには消費者までも完全否定。
私が思うには、消費者の感情を理解せず、よくここまでがんばれたものだ。
さらには、自分の住んでいる田舎は天国、都会は砂漠と揶揄。
たばこも「無駄」と決めつける。
私にいわせれば著者が好むアルコールも「悪」ですがね。
まあこの著者にとっては自分が影響できない範囲は全て地獄でしょうね。
というわけで読むに耐えない文章でした。
農業というより観光業
筆者の勧めるビジネス形態には激しく同意する。
大きくしない。雇用しない。顧客第一。情報化。などなど
ぶどう狩りの観光農園がメインの収入源であることから、
事業内容としては、農を組み込んだ観光業ともいえる。
それぞれ単独ではスモールビジネスとして成立させるのが難しいが、
「1+1=5」としているところが、異業種から転向してきた強みかな。
ビジネス面は読んでいて、とてもおもしろかった。
ただ、実際の生活となると農村の自然環境は素敵だが、
村社会の濃密な人間関係は、会社の人間関係以上に複雑で難しい場合もあるよ。
農業をはじめることの楽しさがわかる
どのようにすれば農業が始められる、というマニュアル的な本ではなく、いかに楽しく農業に取り組むか、という視点で読むと面白い本です。
著者と同じことを皆ができるとは思いませんが、農業に従事する喜びを知る上でよい本ではないかとおもいます。
農業に関心があるなら目を通しておきたい
多くの方のレビューにもある通り、現在の日本の農業が近代的でないことがよくわかります。これを変えるには、多くの場合農協などに依存せざるを得ない個人を基本とした農業から、資金力や研究開発力・販売力をもった強力な会社組織による農業へと転換していく必要があると思いました(競合の存在により農協も進化するはず)。そんな中著者は、農協や補助金などに依存しないよう、試行錯誤も経ながらうまく作物および販売方法(直売のぶどう園が中心)を選んでいると思います。自前の販売ルートをもつというのは大きいようです。またその地域が専業農家の多い地域であり、自律的な農業者が他にも結構いるという環境条件もよかったのでしょう。また農協とも無縁というわけではなく、言いなりでないいい関係を構築されているようにみえます。組織としての農協はダメでも、個人にはすばらしい人もいる様子が伺えます。もっとつっこんで聞きたいという部分もいろいろありますが、紙面の都合もあるので仕方ないかと。この本は手始めとして十分だと思います。他にも著作があるようですので、また読んでみたいと思いました。
日本の農業の問題点を抉り出す画期的書!
単なる「脱サラ農業体験記」ではない。
元外資系大企業の営業統括本部長が、日本の農業の後進性、非効率性を次々と指摘し、常識を打ち破って行く。
「日本の農業はこんなにも非効率性だったのか!」と思わずにはいられない。

農業をやると、今までの毎日パソコンと顔を突き合わせる生活から一転すると思うが、著者は違う。もちろん時間は短いが、パソコンを使ったシミュレーションにより、測定/観測、分析、フィードバックのサイクルを回し、今後の計画立案や、最も収益の上がる収穫時期の決定などを行なう。

日本の農業従事者は世界の中で見ても平均年齢が高く、従って、企業では常識的に行なっている経営手法や科学的分析手法などが取り入れられるはずもなく、先祖代々のやり方で勘と経験に頼る効率の悪い農業を続けているのである。

国の農業のへの補助金ばらまきにも大いなる疑問を投げかける。これは日本の農業を衰退産業としか見ておらず、自給率向上施策を展開できるような状況ではないことがよく理解できた。

農業の経験なしの人間が28年間会社に勤めてからの転身。それでも会社時代の経験を生かして科学的・効率的経営をすれば十分にやっていける。
脱サラ農業を密かに夢見る人にとっては大きな夢を与えてくれる本であるが、「農業をやってみたい!」と思っていない人でも、日本の農業の実態を知る上で読む価値あり!

第3章の、著者が手に入れた日常生活を紹介する部分はやや退屈。