理系なら知っておきたい物理の基本ノート ...

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理系なら知っておきたい物理の基本ノート 電磁気学編


中経出版

価格(new/used): 1,680 円 / 880 円 より
発売日: (2004-08) アマゾン売上ランキング: 55345 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

見やすいです。
とにかく、見やすいです。その点については、よく気を配って編集してあると思います。電磁気学において、重要な点はどこなのか、ということがわかりにくい人には向いていると思います。あるいは、詳しい解説書はあって、要点だけをざっと確認ししたいというリファレンス用途には良いのではないかと思います。

個人的には、どうしてなのかということについての納得感が得られるように作られているわけではないという点で、期待通りではなかったです。これは本書の欠点というより、そもそも電磁気は本書のようなアプローチだけで十分理解するのは難しい分野だと思います。

電磁気学の概念を、わかりやすく説明してくれるという点では、"電磁気学のABC 新装版―やさしい回路から「場」の考え方まで (ブルーバックス 1569) (単行本)"がお勧めです。
良書+α
 簡潔で要を得た、良いコンセプトの独習書だと思います。
 巷にあふれる教科書は、得てして重箱の隅をつつく(定義を厳密に示す)ことに重点が
置かれ、かえって本質の理解を拒みます。さらに大抵は硬い悪文で書かれており、速やか
な理解を妨げます。しかしながら本書は、定義や数式をいじる事ではなく「本質的な理解
を優先」しており、なおかつ文体も平易です。
 構成は・・・第1章 クーロンの法則/第2章 ガウスの法則とコンデンサー/第3章
導体と絶縁体/第4章 電流と磁界/第5章 電磁誘導/第6章 マクスウェルの方程式
/補章 具体的な回路・・・となっています。200ページに満たないながらも、押さえ
るべき点は押さえ、マクスウェルの方程式まで到達。文句のない構成です。
 最近の『あくまで分かりやすい入門書』ムーブメントが生み出した、珍しい成功例の1
つでしょう。とは言っても、会話調で書かれていたり漫画調の挿絵があったりという事は
無い硬派な本なので万人におすすめ出来ます。(宣伝文句にもあるように)先に進んでみ
たい高校生、基礎を固め直したい大学生には特に推奨します。

 蛇足ながらカバーイラストについて。これを描いているのは、何と、(西尾維新〈戯言シ
リーズ〉のイラストで有名な)あの竹氏です。おそらく、対象とするマーケットが西尾維新
の読者と重なっていると考えての採用なのでしょうが・・・物理の本としては実にユニーク
な試みです。