事件の真相!

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事件の真相!


ソフトバンククリエイティブ

価格(new/used): 1,575 円 / 263 円 より
発売日: (2006-12-09) アマゾン売上ランキング: 45792 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 3件

続編はできるのかな?
昨年、某新聞の就活中の学生向けコラムを執筆されていたのを読んで以来、急に宮崎哲弥さんが気になり始めました。
述べておられることの全てに同調するわけではないけれど、(そもそも理解できない話も多々ありますし)、でも特に宗教(仏教)や法解釈についての立ち位置が絶妙だと思います。

「事件の真相!」は、そんな宮崎さんと、元「噂の真相」の副編集長の川端幹人さんによる2005年8月〜2006年10月の週刊誌時評。
ここ1年半の間にあった事件や騒動の裏側について、週刊誌で取り上げられたものを中心に、それらの「コトの真相」や舞台裏の話が満載。
すでにすっかり過去の話とはいえ、普段週刊誌を読まない私には、とても興味深く楽しめました。
政治、経済、芸能ネタはもとより、皇室問題、今隆盛のスピリチュアリズムなどなど、結構、「へ〜〜〜」という内容が多かったです。

宮崎さんと川端さんのスタンスがまるで違うので、それがかえって様々な見方があることが分かって良いと思いました。

それにしても、宮崎さんって一体どこでこれほどの情報、仕入れてるんだろう??
週刊誌記事を切る
週刊誌の記事を彼らの視点・知識を持ってズバッと切ります。
内容は濃く面白いですが、もちろん以前の連載を纏めたものなので取り上げてる事件などが古いし、この本自体も古くなってきました。
刻々と進んでいく現代社会をこれをもって理解するというのにはもう古いでしょう。

しかし私はこの本の著者や勝谷誠彦氏によって学ぶと言うこと、メディアの本質、そしてそこに出ている著者などを含めた”コメンテーター”などの本質を知ったと思います。
続編に期待
あとがき的対論で宮崎が述べているとおり、本書の隠し味、そして最大の旨みは、「サブカル左翼」川端と「リアリスト保守」宮崎が週刊誌記事を肴に様々な事件・事象を切りまくる中で、問題の所在や対立軸がわかりやすく浮かび上がる仕掛けになっていることに尽きる。
テレビの討論番組では軽くあしらわれそうな川端の主張を、宮崎がもう一歩自分の懐まで引き寄せている構図は対論本という形式ならでは、であろう。
最終的にはいつも宮崎が川端にしたたか一撃を食らわせているのだが、それもそのはず、本書での宮崎の立場はテレビとは違って「保守」というより「リアリスト」の部分に重きを置いているためで、時に融通無碍、変幻自在でさえある。
そんな中でも宮崎が一貫して主張していた「リフレ政策による格差解消」論と「安倍本格政権」論が、ここにきて雲行きがあやしい。本書の続編が今から待ち遠しい所以である。