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神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック (GA文庫)

BUNBUN
ソフトバンククリエイティブ

価格(new/used): 620 円 / 1 円 より
発売日: (2006-06-14) アマゾン売上ランキング: 44345 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 10件

黒の二人、登場。
 音楽を通じて人間と精霊が共存する世界「ポリフォニカ」を舞台に、異なる作家たちが複数の物語を展開する「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ。
 その一つであるブラックの第一巻がこのインスペクター・ブラックだ。
 ブラックシリーズは、精霊たちの関与する犯罪──精霊犯罪を、主人公である小柄な少女マティア警部と、大柄な中年男マナガ警部補の凸凹コンビが解決していくミステリーもの。
 一巻目なので話としてはやや大人しめのミステリー小説のようになっているのだが、「精霊」と言う要素を絡めることによって一味違うミステリーが楽しめる作りになっている。
 このシリーズ最大の魅力は毎巻ごとにただ事件が起きるだけでなく、巻を経るごとに二人の過去や秘密が明らかになっていくところだ。それによって二人の関係や周囲の環境も徐々に変化していく。
 読み進めるごとに面白くなっていくブラックシリーズ、是非皆さんにも読んでいただきたい。
黒の二人。
1巻は、犯人の犯行からスタートして犯人の視点で流れる という…どこかにありそな構成といえば否定できないです。でもそこらの刑事ものと違うのが、そこには精霊と人間の「情」が絡んでいること。「黒」はひとつにくくれないジャンルです。

犯行のトリックももちろんですが、それよりも犯人の動機や、ゲストキャラの心情、そしてマナガとマティアのやりとりに注目してほしいです。

1巻は正直★3つが限度ですが、2巻以降は加速度的にどんどん面白くなっていくので、シリーズそのものを見れば★5つです。

初めて黒に触れるなら、必ず1巻「インスペクター・ブラック」から読むこと。前情報もあまり持たないこと。それにより、終盤とあるタネ明かしのシーンにおける感動が、大きく変わります。


正直、どこかのギャルゲーにしか見えないポリシリーズの中で黒だけ、
主人公がおっさまとか素晴らしいです。このおっさまがまた、優しくて強くて味がある。

マティアが心を開くのは、そんな大きなマナガだけ。

それと、表紙で一目ぼれする小説はめったにないのですが、これはそれでした。
色が好きで。内容はけっこうシリアスなのに、挿絵の優しい色彩が魅了する。

渋いおっさまを、作中惜しみなく描いてくれてるイラストレーターさんが素敵。そんなおっさまの横に、静かに立つマティアが、カッコ可愛いです。

私にとって、このシェアード・ワールドは黒主体。魅力的な設定が待ち受けています。
う〜ん
ちょっとコロンボに似すぎてるんですよね。
話的にはおもしろいんですが、どうしてもコロンボ的なストーリー展開が気になりました。

とはいえ、話そのものはちゃんと練り込まれてるし、
なかなか楽しめるストーリーですよ。
無題
刑事コロンボです。素晴らしい。

最初に犯人の犯行シーンから始まり、
刑事が犯人の行動の矛盾などから真相にたどり着く。

そういうコロンボ的な推理(?)小説です。
コロンボをご存知でないゲームファンという方なら
「逆転裁判」的手法といえば理解できるでしょうか。ちょっと違うと思いますが。

トリック的には確かドラマの「相棒」で似たようなものがありましたが、
この世界に存在する精霊が簡単にその結論に到達させません。

果たして犯人は精霊なのか、人間なのか。

読者にはとっくに犯人はわかっているのですが、
それでもドキドキさせられる、いい作品です。
推理ものが好きな方や刑事ドラマがお好きな方はご一読してみてはいかがでしょうか。
刑事物…?
散々な黒ですが…w
個人的には赤よりも黒の方が楽しめました。
確かに、トリック的な物は単純なものですし、刑事物としては、ちょっとオチが単純過ぎるのは否めません。
また、土台である赤の設定を少々無視したり、と欠損部位はありますが…
でも、ただ単純に赤を楽しめず黒に求めていたモノが黒にはありました。
それは、読みやすさでしたw
赤は土台であるが故に、どうしても、説明の部分が大きくなり、本文が一時停止してしまう事が多くなってしまいがちでした。
その点、黒はその説明の部位が少なくスムーズに進めた辺りが個人的には評価点でした。
あとは、マティアがね…ツボですw