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プラクティス民法債権総論 第3版 (プラ... |
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プラクティス民法債権総論 第3版 (プラクティスシリーズ)信山社 価格(new/used): 4,200 円 / 3,600 円 より 発売日: (2007-04) アマゾン売上ランキング: 25181 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件 債権総論の基礎の習得に本書の特徴としては,基礎理論について相当突っ込んだ考察がある点である。 潮見教授は,債権の理解について,権利利益説に立脚し,その理解を基にいくつかの論点を展開している。もっとも,通説である権利意思説の説明も十分にある。 その他,潮見教授は,債務不履行一元論の立場に立ち,債務不履行について過失責任原則は原則ではないとするなど,日本の民法の条文や沿革を考慮した論を展開している。もっとも,日本の条文を無視してドイツから輸入された従来の通説の説明もある。 従来の通説の立場で勉強するにせよ,それらの説がかつて通説となった経緯を理解しておかないと,なかなか頭に入らないと思われる(なぜなら,条文に根拠を置かないため。)。本書は,基礎理論について経緯を含めた十分な考察があり,理解を重視する人には格好の教材である。 その他,本書は,要件事実論について民法学者としての考え方が示されており,要件事実論と一体として民法学を勉強するのに向いている。 本書は644頁と相当な分量があるが,それはcaseが724もあるためという理由もある。本文の量はそこまで多くはない。 一点注意が必要なのは,基礎理論について突っ込んだ検討があるため,やや難解な部分があるということである。とはいえ,抽象論に逃げる不合理な難解さではないから,気合いを入れて読めば相応の見返りはある。 |