キングダム・カム 1 (1) (小プロワ...

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キングダム・カム 1 (1) (小プロワールド コミックス)


小学館プロダクション

価格(new/used): -- 円 / 5,000 円 より
発売日: (1998-04) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

アメコミ映画を観るよりアメコミを見た方が面白いと思わせる逸品
アメコミに対する一般の認識がどのようなものかは定かではないが、本著に関しては絵といいストーリーといい良質の映画を観ている気分にさせるものがある。
アメコミに疎い人でもわかるスーパーマンやバットマンなどが過去の英雄として登場し、若いヒーロー達の暴走を食い止めようとする。簡単に言ってしまえばそういう物語なのだが、これはいわゆるアメコミの一つのジャンルともなっているIFモノで「もし、あのヒーローとこのヒーローが一緒に戦ったら…」というようなシチュエーションがテンコ盛りなのだ。

アメコミファンは「あのヒーローの末裔がこんなところに」なんていう楽しみ方もできるし、ファンでない人でも「ヒーロー達が当たり前のように存在する世界における普通の人間の悩み」みたいなものを見て共感することができるだろう。

圧倒的な筆致で描く、ヒーローの破滅と再生の物語
老いたバットマンやスーパーマンらが生きる、仮想の近未来。世界には若く暴力的な「ヒーロー」があふれ、人類をおびやかしていた。見かねた旧世代のヒーローは、彼らを鎮圧し教育しようと試みるが、その努力は一層の緊張を招く…。

天才コミック画家アレックス・ロスが入念なペイントで描く、理想の挫折と再生の物語。アメリカン・コミックのスーパーヒーローを愛する人はもちろん、彼らを単なる子供騙しと見下している人にも、ぜひ一読していただきたい作品。

「バットマン:ダークナイト・リターンズ」などの愛読者には、結末を甘いと見る向きも当然あろう。しかしこうした、痛みを踏み越えた理想主義こそ、80年代後半からコミックス界に吹き荒れた、不毛な「暴力ブーム」への回答だった。

迷わず買い。
アメコミをコレから読もうと思っている人も、アメコミが好きな人も、すべての人に読んでもらいたい、アレックス・ロスの最高傑作。使い古された「ヒーロー」という存在をここまで突き詰めた作品は、同じくDCコミックの「バットマン:ダークナイト・リターンズ」くらいか。ただし、他のアメコミが同じレベルだと思ったら大間違いなので注意。
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