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名前のない女たち 2 (宝島社文庫) |
| - 宝島社 価格 ¥ 800 | |
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名前のない女たち 2 (宝島社文庫)宝島社 価格(new/used): 800 円 / 100 円 より 発売日: (2005-09-30) アマゾン売上ランキング: 33078 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 5件 ガツンと殴られたような衝撃まずこの本を読んで、自分はなんと温室育ちなんだろう、と思った。 単にSEXが好きとか、リッチな暮らしがしたいからAVに出る、という子は別にいい。 本当に問題なのは、何らかの理由のために、仕方無く自分の体を売っている子だ。 その理由は様々だが、家庭、それも親に問題があるケースが圧倒的に多い。 頻繁に虐待を受け人格が崩壊した・・・金使いが荒く莫大な借金を抱えている・・・ 幼少期に近親相姦された・・・スパルタ教育で精神病になってしまった・・・ 親から不幸な扱いを受け、なんとか生きる術を見つけようとAV業界に入り、そこでまた理不尽な扱いを受ける。 AVの世界は暗い。そこでは、女は「モノ」であり「商品」であり、 ただ金を産み出すための見世物でしかないのだ。 読み終わった後、何とも辛い気分になった。 なかなか面白い作者の考え方といい、登場した女性達といい なかなか面白い。 やはり風俗業界に身をおいているだけあって、普通の人生ではないようだ。 女性達の話を聞く限りでは、矛盾も多く、自分自身や環境をまだ受け入れ られてないように思える。 気になるのは、"キモチ悪い女"で登場した魅梨さん。 この人は知的障害で間違いないのに、作者のつけたこの題名 や意見を聞く限り、作者自身は心理学的な知識があまり無いのではないだろうか。 一言、コミニュケーション障害というレッテルを貼っている時点で 作者の心理学的知識の無さが浮き彫りとなっている。 本人に判断力が無いにも関わらず、題名をキモチ悪い女とするのはどうかと思った。 心理学的観点から見れば、この女性達のいくつかは境界性人格障害など、いくつかの 人格障害を抱えていることは明確だ。 感情的にばかりならないで、この女性達は適切な治療が必要であろう。 気持ちの弱っているときに読むべきではない一冊タイトルに興味を持ち、気楽な読み物の心算でコノ本を手に取ったのだが。 凄まじいハナシが目白押しで、読み進むうちに気が重くなった。内容としても、ひと(オンナ)というものがここまで、無意味に、あるいは強く、あるいは粗末に(粗暴に)生きられるのかという点で壮絶なのだが、同時に、各所に散りばめられている筆者自身の内省の言葉が重い。心身が弱って活力のない状態で読むべき本ではない。徒らに消耗してしまう。 逆に、ネガティブな部分に自己投影するところがあったりして、一気に通読してしまうようなときは、要注意。精神的に壮健であれば、ネタ本として笑い飛ばすか、途中でイヤになって投げ出すか、どちらかになることの多い一冊だろう。感情移入する部分があれば、自己チェック。決して読後感が爽快ではないが、自己健康チェックになるかも。そういう本である。 名前のない女1―アタシは生きる―女2(本編)を通読して・・・一番気になったのは著者の視点の位置の変化だろうと思う。1の初めの内はまだ新人だったこともあるが、エロの世界にそれほど悪いイメージは抱いてはいない。しかしアタシ、名無し2に至るに、何人も女優を見てきたことと、この業界の抱える暗部をたくさん見てきたことにより、視点がすれて来ている。どうにもならん女はどうにもならんよ、という諦めのようなものも文章の中に垣間見えるようになって来ている。人がその世界に染まっていくというのは、多かれ少なかれそういう事なのだろうが・・・・ 本当は星4つあげたい所だけど、ついている帯がマイナス。「幸せ以外は全部経験した」とか、「100万回泣いて、200万回セックスした」とか言うのは大げさすぎ。作りすぎ。よって3点ね。 壮絶な生き方です「幸せ」意外はすべて経験した。 この言葉は『名前の無い女たち2』の帯に書かれてる宣伝文句。 なかなかショッキングなキャッチコピーだなーなんて思うんですけど、この本の内容のすごさから、あながち誇張でもないなーなんて思うわけです。 この本は企画AV女優のインタビューとそれにまつわるルポタージュで構成されているんです。 この本に出てくる女性たちは、当然ながら裸と性を売り物にしている人たちなんですよね。で、彼女たちの多くは自分の仕事に対して誇りを持っている。自信を持っているって答えてるんですけど、作者がインタビューを続けていくうちに、その態度が徐々に変わり始める。 この作者、残酷なまでに女性たちの核心に迫っていきます。どんどん女性たちの虚勢の鎧をはいでいって本心をむき出しにしていく過程は壮絶です。 やくざな世界に身をおき、その中で自分の感覚を腐らせてしまった女性、本心とは裏腹に、その世界でしか生きられなくなった女性、リストカットする変わりにビデオに出演し自らを苦しめる(自称する)女性。 読んでいて気分が悪くなることがあります。それでも読ませてしまう作者の文章がすごいです。 この作者、風俗の世界に身をおきながら、風俗というものをひどく嫌っているように見受けられる。もしかしたら、その手のものに接触していない人間よりもさらにまともなんではないかと思わせます。そんな人が中から眺めるアダルトビデオの世界、人間の弱さを実感させられます。 |