鳥はみずからの力だけでは飛べない

- 晶文社 価格 ¥ 1,470
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鳥はみずからの力だけでは飛べない


晶文社

価格(new/used): 1,470 円 / 359 円 より
発売日: (2005-04) アマゾン売上ランキング: 217293 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

すべての皆さんへ
引きこもりの少年に向かって、出す手紙の10章。
田口ランディらしく偉ぶってない、また叱ってもない、
共感してもないんだ。
でもいろんな自分の体験や、学生生活を思い出しながら、
少年に訴えかける1冊。
形式は手紙風となっているが、すべての人にあてはまり
すべての人が抱えている悩みをランディ風で描かれている。
必ず1つは共感することがあるんじゃないかな。

うつ病や引きこもりの人を通して訴えかける1冊です!
言葉にならないものたち
 「自ら」と「自ずから」って同じ“自”っていう漢字を使うのに意味が違う。「自ら」何かをしてもその行為の中には必然的に「自ずから」が存在する。そんなことを誰がかんがえただろう?

 人の死を前にして、自分の生、自分の存在を確認する。誰かの死は悲しいはずなのに、それを目前ぬすると自分が生きていることを実感する。こういう経験ってないだろうか?

 なんかしっくりこないこと、自分にジャストしないことってある。
うまく言葉にできないけど誰かに伝えたいことってあるよね?

 不登校の男の子へ宛てた手紙。でも“学校へ行こうよ”って強制しない。この手紙には不安でいっぱいな社会のみんなへのメッセージが込められている。こういう手紙もらったことありますか?
“誰かにこんな手紙書けたら素敵だなぁ”って思ってしまう作品です。

みんなにおすすめして歩きたい1冊
友の息子である、ひきこもりの少年に、
田口ランディさんが10章の手紙を書くという設定の、
10の語りかけエッセイ。
子どもと対峙する姿勢を、
ほんとうのことを語りかけようとする言葉を、
見習いたいなあと思いました。
読んでるうちに、
自分があの学習机にすわっていた時代にトリップしてしまう。
「ライ麦畑」どころじゃないですよ。青春の読書に。

ランディさんいわく、大人には
何かに憑かれている人と、とても疲れている人の2種類いて、
憑かれている人に出会ってくださいと、
いろいろな人が紹介されてもいます。分かりやすく。

それと、最後の2章くらいは、これは子供向けではなくて
大人に向けられた刃のようで後をひくのですが、
時間、生と死。大事なのに日ごろ置き去りにしてることが
ふんわりと書かれています。

装丁もいいです。
タイトルのすこしふるえている文字のライン、
フォントがいいです。

読んで欲しい本!
時々メディアで報道される不登校問題・ひきこもり問題・・・何がそうさせて居るのか、その時周囲の人々はどの様に対応するのか真剣に考えさせられる本です。ランディさんが一人の少年に手紙を送るという形で展開していきますが読んでいて、これでいいのだろうか・・・もし自分の子供がそうだったらと!
他人事では済まされない問題だと思いました。
やはり親も親だと言わんばかりの態度で居たりせず(時には威厳も必要ですが)、常に語りかける事が大事なのではと思います。そうする事で少しでも互いの心が開かれたならと・・・・将来に向かって大きく羽ばたける様に導く事が出来たなら最高だと思います。一人でも多くの方に読んで欲しい作品です。