たましいの場所

- 晶文社 価格 ¥ 1,785
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たましいの場所


晶文社

価格(new/used): 1,785 円 / 595 円 より
発売日: (2002-07) アマゾン売上ランキング: 221757 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 5件

懐かしい場所
なんの変哲もないことが書かれているが、何度読み返してもみても面白く読める。小杉に住んでいた時よく著者の本屋に行った。著者は神保町の某書店が、フランス書院文庫と岩波文庫を互い違いの段に並べてあることに感服しているが、私は著者のお店のフランス書院文庫の配置にいつも感心していた。レジから最至近距離にあり、なおかつ書棚の陰でレジから見えない所に置いてあった。そしてわざと雑然とした並べ方がなされていた。これは確かに手に取りやすい。またエロ本はレジに差し出すタイミングが重要だ。とんでもない題の本を差し出したとたんに、後ろに綺麗で上品な子が並ぶということが往々にしてある。こういう事態にならないように細心の注意が払われていたわけだ。もっともそこでエロ本は買わなかったが。
なぜか、切ない。
 特に凄いということは、もしかしたら無いのかも知れない。けれど、ただの日記という以上に切なくて、悲しい。早川義夫にとっては批評も一個の作品であって欲しいらしく、そういう意味でもこのエッセイ集はただのエッセイではなく、彼にとってはひとつの小説みたいな物なのかもしれない。そういう意味で捉えると、早川義夫のどうしても言いたいこと、やりきれない想い、憧れる物、キレイなもの…そういうものが満ち溢れているように思う。
 飾らない文章だけれど、心に響く文章を淡々と綴るこの本は、本当に良い本だ、と断言できる。ただのミュージシャンの回顧録ではない。早川義夫という一人の人間の息吹さえも聞こえてくるような、そんな暖かい文章達ですよ。
この本のおかげです
今までずっと、自分は読書が向いてないんだなと思い込んでいた。
だけど、この本がきっかけで、たくさんの素晴らしい文章に巡り会うことが出来た気がします。
おかげで、今までよりも少し、毎日を楽しく過ごせております。
飾らないことの強さ
 不器用な生き方しかできない早川義夫の言葉には飾りがなく、飾らないことの強さを感じる。飾らない彼の言葉に出会うと、自分がいかに不純であるかを思い知らされてしまう。

 純粋な彼の言葉に共感するということは、自分もきっと不器用なんだろう。この本の中の彼の言葉には、不器用な生き方もまんざらじゃないと思わせる静かなる強さがある。それも決して押しつけがましくない。

 不器用な生き方しかできない人や、「純粋」なんて言葉を忘れてしまった人にぜひ読んでもらいたい。エッセー集とは思えないくらい素敵な言葉の数々に出会えますよ。

飾らないことの強さ
 不器用な生き方しかできない早川義夫の言葉には飾りがなく、飾らないことの強さを感じる。飾らない彼の言葉に出会うと、自分がいかに不純であるかを思い知らされてしまう。

 純粋な彼の言葉に共感するということは、自分もきっと不器用なんだろう。この本の中の彼の言葉には、不器用な生き方もまんざらじゃないと思わせる静かなる強さがある。それも決して押しつけがましくない。

 不器用な生き方しかできない人や、「純粋」なんて言葉を忘れてしまった人にぜひ読んでもらいたい。エッセー集とは思えないくらい素敵な言葉の数々に出会えますよ。