ピカソ 偽りの伝説〈下〉

高橋 早苗 - 草思社 価格
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ピカソ 偽りの伝説〈下〉

高橋 早苗
草思社

価格(new/used): -- 円 / 510 円 より
発売日: (1991-06) アマゾン売上ランキング: 46142 位
単行本 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

ピカソが少しすきになる
この画家については、いつかその人自身について知りたいと思っていました。
ピカソの絵はそのほとんどが、私にとって心に響いてこないものであるにもかかわらず。
私にとって、絵は言葉など超越した感動で
本当に良いと思った絵こそ、どこが良いのかを表現できなくなります。
しかし、ピカソの絵だけは、いつも問いかけさせます。
なぜなのか。何なのか。

回答はないのに絵と語り合っているような。
ふと、われに返ると
しばらくの間、絵と話をしていたという気持ちになることがあります。

この本は、タイトルのように、知らなかったピカソの人となりが
本当に率直に書かれていて、でも
-やはりある意味絵から受けたイメージに近い-
重なりあう部分が多かったと思います。

ただし、特にこの下巻については

ピカソを取り巻いていた人物の中で、唯一生存している女性(フランソワーズ・ジロー)の
回想を軸にしている部分が多く
彼女の視点から見た別の女性像が、少々不当に
表現されているのではないかと、新たに疑問が起きました。
またいつか調べてみたいものです。