HELLSING 6 (6) (ヤングキ...

- 少年画報社 価格 ¥ 520
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HELLSING 6 (6) (ヤングキングコミックス)


少年画報社

価格(new/used): 520 円 / 94 円 より
発売日: (2003-11-14) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 13件

地獄の始まり始まり・・・。
前巻で大空爆・大強襲を朗々と行った最後の大隊。
この巻でもういいってくらい思う存分暴れてます(笑)

戦争自体をもはやお楽しみとしてしている吸血鬼兵達の心情を、これでもかこれでもかと押し出している冒頭は、もはや「圧巻」の言葉では済まされない。
「圧倒」、「巨大」とでも言ったほうがいいくらいの、壮絶な勢いがあると思う。
初めて見た人は、多分震えすら感じるかも・・・。
事実、ここまで衝撃的な表現描写は見たことが無いと感じました。

セラスの対空戦も面白い。
いかつい二門砲塔で、ロンドンを空爆した飛行戦艦を撃沈させるシーンは作品を通して名場面。
ゾーン対セラスの死闘も良かった。
というより、ベルナドットが悲しすぎる・・・。

そしてこの巻はインテグラ嬢のセリフが最高に利いている。
「人間をなめるな・・・化け物」
この言葉は、作品全体を通して描かれる「人間美」を象徴する言葉にも思えます。
(余談、『マブラヴ オルタネイティヴ』というゲームに登場する御剣冥夜の「人類をなめるなああ!」というセリフも、おそらくこのインテグラの物を元ネタにしたとも思えます・・・。)

人間は例えか弱くとも、決して吸血鬼に従属したりはしない。
みんな素敵です
「人間でいることに耐えられなかったお前たち」
「人間をなめるなばけものめ」
(6巻本文より)

インテグラのこの言葉に集約されているような、人造吸血鬼たちに対す
る、窮地や瀕死の場にあっても「転ぶ」ことのない不屈さと、「人間
側」の(立場、思想は違えど)それぞれの矜持と生き様を見るような内
容でした。

また、マクスウェル昇格とアーカードの独白を見るに、総じて本作品が
人間(とそうでない者の)業を描いていると同時に人間賛歌でもあると
感じられました。

重厚さを増した画風と息つかせぬ戦闘シーンに、「お嬢とユダの愉快な
仲間たち」と銘打ちたくなるような挿話(?)とヘルシング邸での小休
止的やりとりが、ハラハラほのぼのとさせられる一方、ますます物語と
その展開から目を離せなくしています。

もう一度全巻を通読し、物語世界を見ていきたく思います。

広場で兵士達が輪になって踊っている
「コヨーテ」などでも「兵士たちの狂気と暴力」を描いてきた
平野耕太だが、この巻でついにその魅力が炸裂した。
文字どおりの炸裂だ。

なんといっても圧巻はロンドン上陸に成功したドイツ帝国陸軍の
兵士達のテーマとして、休みの国の「悪魔巣斗禁愚」が描かれるシーン。
平野氏も土方鉄人の『特攻任侠自衛隊』を見たのだろうか?

ここからヘルシング本部での攻防戦にいたるまでの展開は
マンガ史に残る名シーンだと思う。

そしてベルナドット、セラスらの『素敵なセリフ』の数々。
見敵必殺の一冊である。第7巻が今から楽しみ。

真打が出ずとも
アンデルセン神父です。
登場はいつも迫力が御座いますが、今回もイイ!です。
ゆみこ、髪型かわった…?(カールに)
その台詞回しがたまりません。
巻が進むごとに確実に絵が洗練されていっているが、やはり自分にとって平野氏の漫画の最大の魅力は、その独特の台詞回しにあります。

単に作者がカッコいいことを登場人物に言わせた、というだけでは、台詞だけが浮いてしまい、こうも読み手を惹きつけることもないでしょう。

イカレたものも含めて、きっちり漫画の世界観に、そして登場人物にフィットし、場面を盛り上げるよう計算されつくした台詞の数々。

それに惹かれて、単行本を買ってるようなもんです。
未読の方も、一度は堪能してください。

この巻でも隊長他、皆さんカッコいい!