キズアト

- 日本文教出版 価格 ¥ 2,520
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
キズアト


日本文教出版

価格(new/used): 2,520 円 / 1,848 円 より
発売日: (2005-05) アマゾン売上ランキング: 296820 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

生について深く感じる書
この写真家の名前は展覧会などでよく見かけていたが、文章を読むのは初めて。文筆家ではないのに、読み手を惹き込む文章力の高さには思わずうなってしまう。単に表現が巧いというより、書く必然性に支えられているとでも言うべきか。写真作品の手のクローズアップや横須賀の風景もそうだが、色濃く人の生に近づく写真が印象に残る。本を読んで、最近「傷跡」を撮っていることを知った。傷跡を持つモデルを探すくだりは何とも面白い。撮影より暗室作業が好きだというエピソードも意外でユニーク。伊兵衛賞を受賞したり、ヴェネチアビエンナーレに出品したりと写真家としてはメジャーな活動をしている割には、身近に感じる話が満載だ。
だが、タイトルが示すように、内容はかなりハード。死について、また生についてとにかく考えさせられた。「写真は何と死に近いのだろうか」という言葉が印象深い。
同じテーマの商品を探す