ばら色の頬のころ (F COMICS)

- 太田出版 価格 ¥ 1,000
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ばら色の頬のころ (F COMICS)


太田出版

価格(new/used): 1,000 円 / 363 円 より
発売日: (2007-03) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 8件

少女漫画の真髄
何気なく買った「Jのすべて」が素晴らしかったので、スピンオフ作品と聞き、買いました。
自分の中で、5本の指に入るほど、好きなマンガになりました。
Jの全ても充分「星5つ」の評価ですが、この作品は五つ星ではもう足りません!!

家族や、自分の将来、同性・異性愛といった、少年期のあらゆる心の葛藤が、繊細かつドラマティックな描写で語られます。
読み始めたら最後、息を詰めて終わりまで…になるかと。
絵も、個性的でありつつ、繊細で丁寧なタッチで、一コマ一コマが魅せてくれます。
そしてその絵の持ち味を100%活かす「漫画」です。
この作者さんは本当に、「漫画」を描く力が素晴らしいのです。

“花の24年組”など「昔の少女マンガの濃いシリアスや、繊細な心理描写が好き」という方に是非読んで頂きたい作品です。
テーマは同性愛ですが、本当に深く描かれているので、「BL漫画は…」と敬遠されている方にも、お勧めできるかと。

なお、他の方も仰っているよう「Jの総て」と併せて(できれば読後に)、お読みになる事をお勧めします。
感動が何倍にもなると思いますし、本作の中に「本編ネタバレ」的な部分もありますので。
が、これ一冊でも十分完成品になっていますので、試しに一冊…というのも良いかと思います。
少年時代。
読んだあと、この薄い一冊の本に、よくこれだけの話を入れられるものだな、と感心しました。

主人公は少年モーガン。
市長の息子で、不良ぶっていて、優等生のポールを気に入っていて、汚い事をする大人が許せなくて、何も出来ない自分がもどかしい、そんな少年。
寮生の男子校という閉じた世界で、モーガンにとって色々な事件が起こりごちゃごちゃしているのに
大人になる前の、少年ゆえのまっすぐで脆い様子が丁寧に描かれていて、すんなり物語に入り込めます。
読み終わったあと、満腹感があります。だから、読み終わったあとこれだけのお話がこんなに薄い本に入るのか!という気分になりました。

別離、絶望、救いの無いようなラストでこの本だけだったら★4ですが、Jの悲劇に続くであろう終わり方と、その後に収録されているアフターストーリーを見て救われたので★5。
通過点としてのお話として読めば、「少年」のお話として素晴らしいです。


実はJの悲劇未読ですが、ぜひとも読みたくなる本。
というかJの悲劇から読みたかったですが、まぁこれはこれで・・・
ユージェニーとジェリーが気になった方は、「2週間のアバンチュール」に続編が掲載されているのでそちらもオススメです。(あとモーガンの短いお話も)


凄い
初めて知った作家さん。
すごく綺麗に描いてあってびっくりしちゃう、そんな作家さんでした。
絵は少女漫画っぽくて
もう少し男の子っぽく描いてもと思ってましたが
これはこれで新鮮さを感じました。
お人形さんのように美しいんですから。
作者さんの個性が
きちんと出ている事が良かった。
この絵は作者さんじゃなきゃ描けないっていう個性です。
タイトルと表紙が合っていて美しくて女性が
手に取りやすい表紙です♪
素敵です。
素敵です。
もう一コマ一コマ、台詞のひとつひとつまでもが私の好みです。
でも、やっぱり、好みは分かれてしまう様なのがちょっと悲しいです。

お好きな方にはたまらないものがある、それだけは胸を張って言えますね。
私は、少年というのは趣味では無かったのですが、明日美子さんの描く少年は一目惚れでした。

それと、コマ割りもとても上手だなぁと思います。
演出なんかも。
もしかして、映画とかお好きなんでしょうか?
あの頃の前に
本作は「Jの総て」(全三巻)に登場していた主人公格の、真面目な優等生ポールと、
脇役(と言うには重要なポジションだった)で活躍していたモーガンの出逢いから始まるストーリーです。
イラストはより一層洗練されて美しく、少年時代の二人を際立たせています。
そして「Jの総て」では不良として登場していたモーガンの、秘められた青春時代と淡い想いが描かれていて
改めて「Jの総て」を読み返したくなりました。

この本を知って、読んでから「Jの総て」を購入された方もいらっしゃるかとは思いますが、
これから読もうと思っていらっしゃる方には、「Jの総て」全巻と本書を同時に買われてから、
「Jの総て」を先に読み、後で本書を読まれることをおススメしたいと思います。
その方が、本書を読み進めるうちに、「Jの総て」で感じていたポールや、特にモーガンへのイメージが
激しく変化して行くと思うからです。

ちなみに本書には、巻末に「Jの総て」の後日談が描き下しで12ページ収録されています。
それも踏まえて、「Jの総て」と合わせて読む事をお薦めしたいですね。
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