ひとつのゲームを開発するまでに必要な人員・期間・技術力がどれくらいなものなのか、スケジュールが遅れた場合にどういった選択がありうるのか、チーム内の人間関係をどう築くのかなど、得るものが多い内容です。
また、これからのゲームに必要な機能なども勉強になります。
一歩間違ったら、発売すらできず、大赤字になったかもしれないという状況の中、よく大ヒットに結びつけたと思います。
文章も読みやすく一気に読めると思います。
本作は、2002年に発売され、そこそこのヒットを遂げたゲームソフト『侍』の製作現場を、企画段階から取材し、完成までをまさに「密着」というべき取材によって追っており、普通の会社であれば、絶対に公開しないであろうと思われるような、製作過程の大問題についてまでつっこんでかかれており、ページをめくることに驚きにあふれている。
ゲーム業界に興味を持つ人はもちろん、面白いノンフィクションを探している人にもおすすめできる一冊。
これからゲーム業界に行きたい人とかにゲーム業界での作業は実際にこんなもんだぞ!と体験できるいい本だと思う。