なぜ、めい王星は惑星じゃないの?―科学の...

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なぜ、めい王星は惑星じゃないの?―科学の進歩は宇宙の当たり前をかえていく


くもん出版

価格(new/used): 1,260 円 / -- 円 より
発売日: (2007-12) アマゾン売上ランキング: 3503 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

定義の変化は、科学の進歩。

著者はすばる望遠鏡の研究者。
小学校高学年以上むけらしいが、半分以上は冥王星が見つかったあとの話題なので、大人でも十分読み応えがある。
太陽系が「すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい・めい」ですんだのは50年以上も昔のことであって、それ以後の理論的予測と観測の進展が順に描かれていく。
太陽系の「外縁天体」を観測できるようになったのは、まだこの15年ほどだという。改めて科学の進展の加速に驚かざるをえない。
2006年に定義が決定される過程は1章をさいてかなり詳しく書かれていて、ここを読むだけでも科学の進歩を感じることができる。
子どもに対しても言葉を尽くして丁寧に話そうという著者の態度がよく伝わってくる。
この本は冥王星のニュースを受けて執筆されたもので、その直前に発行された『ようこそ宇宙の研究室へ』はより幅広く宇宙について語られているので、おすすめ。

(細かいけれども、74ページに掲載されている草案では、冥王星の衛星カロンが準惑星に含まれているが、いまのところは準惑星の衛星ということになっているらしい。)